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Bさんの捨て台詞によってようやく終結したと思いきや…【勘違いママBさんとの奮闘記⑲】 by 白目みさえ

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うわああ。全然目が笑ってない。

美人は怒った顔も美人ですけど、迫力もえげつない。

 

 

「あの人はボス山Bさんです」

と、おぼろげな記憶を思い出して伝えました。

 

だってほら。ここでは「ボス子ちゃんママ」って呼ばなきゃいけませんから。

ボスママの名前ってなんやったかなーって。

まあほぼほぼ全員もうBさんって呼んでましたけど。

 

 

武田嫁はなにか考えている風でした。

 

「え?なんかあるの?」と聞いても「んー…ちょっとその名前聞いたことあるような…」という曖昧な返事。

たしかにボスママの苗字「ボスママ」は、田中とか佐藤みたいによく聞く苗字ではありませんでした。

なにか聞き覚えがあったのでしょうか。

でも武田嫁は「違うかもしれないし…確証が持てたらまた連絡するよ」とのこと。

まあもう美人が詰め寄ってくれただけで満足でしたし。

ボスママが他でなにかやらかしていても全然驚きませんので。

この時の私はそれ以上何も聞きませんでした。

 

【その後しばらく経って…】

 

田中さんや佐藤さんとは連絡を取り合う仲になりましたし。

武田や武田嫁とは家族ぐるみのお付き合いをすることになったので。

別にわざわざあそこに行かなくてもいっかー。

Bさん面倒くさいしー。

というすごく真っ当な結論に辿り着き、私は子ども広場にはそれ以降顔を出しませんでした。

(もちろん武田夫妻も)

 

でも多分友だちできてなくてもあんなことがあったら行ってないと思います。

子ども広場なんて強制じゃないですからね。

どう考えてもBさんには好かれてないし。

このままもう二度と会うことはないだろうと思っていました。

ところが…。

 

 

第三章突入です(笑)

Bさんとの戦いはもう少しだけ続きます。

 

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