4歳3ヶ月、強すぎる自分の世界(マイワールド)。【娘の発達障害㊸~わからないことを伝える。~】 by SAKURA
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マイペース過ぎるその行動は、同じ歳の子たちの中にいても、
違和感が目立つようになっていました。
家の中ではよくテーブルの周りをぐるぐると回りながら、独り言を繰り返していました。
これらの行動は、健常の子でも小さい子はよくやるそうなのですが、
周りに理解してもらいたいという気持ちが芽生えたり、
周りを意識するようになってくると、段々となくなっていくものだそうです。
しかし、娘の場合自分の世界を優先させてしまうため、
周りに理解してほしいという思いや、周りを見ることが極端に苦手。
そのため、完全になくすことは難しいと言われました。
ただそのままにしておかず、意識させることは必要ということで、
「周りに伝わっていない」ということをわかってもらう声かけは、何度も続けました。
この声かけを始めてから、「何の話かわからないよ」と声をかけると、
説明を加えてくれることが少しずつ増えました。
しかし、これは特性の問題というのもあって、
現在小学5年生になった娘…ぐるぐる回るという行動はまだあります。
独り言も、当時に比べたら回数は減ってきていますが0にはなっていません。
突然話が変わることや、関係ない話が飛び込んでくることもまだ多くあります。
当時、言語訓練の先生に言われたようにそのままにすることは今もなく、
娘が自分の世界を優先してしまった時には、
「ん?何の話してるの?」
「急に話変わったらわからないよ」
「ちゃんと先に話変えること言ってくれない?」
と、同じような声かけを続けています。
話を戻します。
4歳3ヶ月で再開した言語訓練は、今まで紹介した①~④の点に気をつけながら、
先生と話をしたり、ゲームしたりしながら約一時間進めていき…
自宅での接し方も、①~④の点を意識する…という感じでした。
問題点を挙げてもらえたおかげで、娘の何に気をつけて声かけをすればいいか
わかりやすく、目標ができて、私の気持ちも安定することができました。
この時期の言語訓練は、小学校入学に向けていい訓練がたくさんでき、
娘に大きな影響を与えられた期間だったと今振り返っても思います。
続く…。
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。