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こんなひどい職場さっさと辞めたらいいのに…それでも白目が悩む理由とは?【又原さんはマタハラが生きがい!?⑱】 by 白目みさえ

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【白目が辞められない理由】

 

両親から酷い虐待を受けていたみちるちゃんでしたが両親が逮捕されたので
五島さんがいるところで生活をすることになっていました。

ネグレクト、暴力、そして両親共にドラッグ…。
詳細は省きますがもう本当に目を覆うようなことをたくさんされていました。
専門家である私も人から聞いただけで涙してしまうくらいに。

そんなみちるちゃんが心に大きな傷を負っていたことは明らかだったので、
「みどり」の方でカウンセリングを実施しようという話になっていました。

でも誰が話しかけてもみちるちゃんは首を縦に振ったり横に振ったりする程度で
ほとんど反応を示しません。
かろうじて生活の場の職員には多少打ち解けていたけれど、
他の職員には全く心を開きませんでした。

これはカウンセリングの導入も難しいかな…と思っていた時です。

 

 

なんと出勤途中の白目がリュックにつけていたマスコットに反応してくれました。
私は直接担当者ではありませんでしたが(松井さんでした)話は聞いていたので…。

周りで見ていた職員も

(みちるがしゃべった…!)

みたいな反応をしていたので

「これはチャンスでは?」と思い少しだけ話しかけてみました。

 

 

ここに来てからみちるちゃんが大事に肌身離さず持っていたマスコット。

そのマスコットにどんな思い出があるのかこれまで語ってはくれませんでしたが
なんと「おばあちゃんからもらったもの」なんだとか。

 

 

みちるちゃんの両親の両親、つまりみちるちゃんの祖父母は全て亡くなっていました。
ここで言う「おばあちゃん」は実はみちるちゃんの母方の親戚に当たる方。

厳密に言うと「祖母」ではありませんが
幼い頃にみちるちゃんが一緒に暮らしていたことがあったそうなのです。

みちるちゃんもほとんど自分のことを話さなかったので
「おばあちゃん」の存在は誰も気づくことができていませんでした。

みちるちゃんには「おばあちゃん」がいること。
そしてどうやら「おばあちゃん」はみちるちゃんの味方になってくれそうなことがわかり
そこからすぐに「おばあちゃん」に連絡を取りました。

 

 

幼きみちるちゃんのことをずっと心配しつつも
両親とは連絡が取れず、探し続けていたと語る「おばあちゃん」

みちるちゃんはなんだかマスコットをきっかけに白目に心を開いてくれたのでカウンセリングは急遽白目担当に。
そしておばあちゃんへの連絡や各種手続きについても白目が主導になって動いていました。

今職場を離れるということは…心を開いてくれたみちるちゃんから離れ
せっかく上手く進んでいたこの話から手を引くということです。

 

 

そら任せられる人がおったら任せていくけどさ。
残りのメンバーみた?

マタハラと、意地悪と、無関心やで?
(桐生さんはもう担当がいっぱいでした)

そら「やーめよ★」って思われへんやん。

どう考えても劣悪な職場環境でしたが。
一応「妊娠」に触らなければ平穏に暮らせそうなので。
せめてみちるちゃんの件が落ち着くまでは「居てやろうじゃないか」と腹をくくったのです。

 

 

ええ。それはもう潔く腹をくくりました。

絶対すぐに部署異動してやる…!

 

部署超えてもカウンセリングはできるからな!

所長頼んだぜ!

 

続きます。

 

 

~第一話はこちらから~

 

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