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引越し当日まで父に家を出ることを言わなかった母。すると父は…~母の山場~【バラバラになった家族㉓】 by ワンタケ

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以上「母の山場」でした。

母の中の一番の山場でおもむろに不思議な一言を放つ父と、母が新宿駅まで辿り着けるのか急に心配になってきた私…。
そして辿り着く以前に、母はとんでもない荷物を抱えて家を離れる事になったようでした。

 

【とんでもない荷物】

 

引っ越し先はすでに契約を終えており、家具も家電も一新して用意をしたため、母が暮らす予定の部屋はすぐに生活ができるようになっていました。

母は引っ越し準備のために初めて携帯電話を契約し、持つ荷物もほとんどありませんでした。
駅からも近く店も多いため、日用品も服もどこも買えるということで、荷物はほぼ無い予定でしたが、逆に言うと「どうやっても買えないもの」を置いて行く訳には行かない事に直前で気付き、

母はとんでもない物を手荷物として持って来ることになりました。

 

実家の最寄りの駅から新宿駅まで乗り換え無し、荷物も無しとの事で駅での待ち合わせにしましたが、
実際にその荷物を見て

「それどう考えても電車で運ぶやつじゃなかったよね…」

と後々まで語られる珍事に発展するのですが…その前に母が一番緊張したのは父に家を出る報告をする事でした。

 

【父の謎のひと言】

 

「家を出て行く」と行った時に父がどんな反応をするか…
母はとても怯えていましたが、実際には「世話になった」という感謝の言葉と不思議な一言だけでした。

 

そもそも紙の上ではすでに離婚をしているので、父の反応が落ち着いているのも当然のような気もしますが、母にとっては家を出る不安と綯い交ぜになり、最も張り詰めていた日のように思います。

また離婚の際に父が「俺が家を出て行く」と言っていたため、母が先に家を出るとは思っていなかった状況の中で、突然の母の申し出に父は落ち着いた様子だったとの事ですが…。

 

最後の最後で、「〇〇へ行くんだろ?」と言われた母は、想定外の言葉に面食らったまま家を出る事になりました。

慣れない携帯電話と重い荷物をひとつ持って、これまた1人では来た事が無い新宿へ…。

 

という訳で次回「謎のひと言ととんでもない荷物」に続きます。

以上、「家族や好きな友達との写真を額に入れて家の中に飾りたい」という長年の願望が、ここへ来てやっと叶ったワンタケがお送りしました!

 

つづく

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