学校という枠から出てようやく気付いた、自分の好きなこと【中学受験をした話⑯】 by ぴなぱ
ページ: 1 2
こんにちは!中学受験をしたお話の続きです。
◆今までのお話
前回の教授のお話を聞き、結婚に対して前向きな気持ちになった私。予定通り大学卒業と共に今の旦那と同棲を始め、一年後には結婚、さらに翌年には長女が産まれました。
初めての子育ては悩むことも戸惑うことも多かったですが、それでも楽しいという気持ちの方が大きく感じられたのは、あの時の教授の話があったからだと思っています。
でも育児はいつかは終わってしまう。
今は確かに楽しいけれど、子どもの手が離れたあと自分が何をしていくのか、今からできることはないのかも同時に考えていました。
かといって、私にはなんの資格も知識もありません。なんとなく見る求人情報にも、「美大卒」というだけで求めてくれる仕事はありません。
「絵では食っていけない」とよく言いますが、本当にそれだけではどうしようもないんだなと痛感しました。
とりあえずまだ子どもも小さく、当時は保育園に預けるつもりもなかったので、家でできること・自分にできることで何かしてみることにしました。ただの趣味でもいいから、何かライフワークが欲しかったんです。
水彩画や色鉛筆画、アクセサリー作り、ミシン、小物作り、DIY。家で子どもを見ながらできること、苦痛にならず続けられることを探していろんなものを作りました。
同時にネットで見ていた子育てブログを自分でもやってみたくなり、イラストを描いてネットにアップするようになりました。
ものづくりは結局布小物に落ち着き、少しずつネットで販売もするようになり、昨年は大学の同級生と展示会をしました。
好きなことをしていただけなのに、いつの間にかそれらが仕事(と言えるかは微妙ですが)になっていました。
※次ページに続きます。
ページ:
1 2
★フォローしてぴなぱさんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。