息子の初めての運動。絶対に行きたかったが上司に嫌味を言われて…【育児休暇後、会社勤めを続けられない。⑫】 by さやけん
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なんのために家族の時間を犠牲にして、
なんのために運動会参加を諦めたのか。
同僚や上司から陰口や嫌味を言われないように。
工夫して努力して出勤したのだと思われるように。
幼い子どもがいても、
変わらず仕事を頑張っているねって言ってもらうために。
「そんなことのために」家族の大切な時間を犠牲にしてしまったことを今でも後悔していると話すリンコちゃん。
そして…
「さやけんの職場環境なら、自分のように思い詰める必要はなかった」
というリンコちゃんの話に私はハッとしました。
私は一度だって嫌味を言われたことはありませんでした。
会社を早退したり欠勤が続いても、誰一人として私を無視したりすることもなく
出勤したらいつだって笑顔で歓迎してくれ、「待っていたよ」と言ってくれていました。
それなのに私の頭の中ではいつだって
体調を崩しがちの幼児を抱えながらも仕事を続けていることに対し「申し訳ない」という気持ちでいっぱい。
ニュースやバラエティなどで目にするような「肩身の狭い育児」を自分にも当てはめてしまっていました。
そんな後ろめたさから逃れるためには出勤日数を増やせばいいけれどそれも難しい。
出勤できないのなら、何か他のことで少しでも会社や同僚に「罪滅ぼしをしたい」と考えてしまい…
肩身の狭いワーママ。
子どもの体調管理も仕事のうち。
会社に迷惑をかけている自分は存在価値がない。
そんな言葉を私に浴びせ続け、
「休みがちでも働き続けることへの罪悪感」を抱き続けるように仕向け
精神的に追い詰め続けていたのは。
他の誰でもない、私自身であったと気づいたのです。
つづきます。
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