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「家族が一番大事だけど仕事は続けたい」身勝手と思える考えに友人は…【育児休暇後、会社勤めを続けられない。⑬】 by さやけん

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◆今までのお話

【育児休暇後、会社勤めを続けられない。】シリーズ一覧

 

 

育児休暇復帰後に「嫌味や無視」といった辛い仕打ちを受けたリンコちゃんから

「さやけんの職場環境なら、自分のように追い詰められることはなかったんじゃないか」という言葉を聞き

 

育児休暇復帰後、徐々に私を追い詰めていたのは

他の誰でもない「自分自身」だと気づきました。

 

こんな出勤状況で

同僚や上司に迷惑をかけながら働き続けるなんて申し訳ない。

 

そんな胸の内を話すと、リンコちゃんは…

 

 

リンコちゃんはキョトンとした顔をしてみせました。

その理由は…

 

 

 

「仕事を優先したら家庭が犠牲になる」

「家庭を優先したら仕事が犠牲になる」

「急な有給申請ができない夫に遅刻早退を負担させたら

家庭全体の収入が減り生活が犠牲になる」

「病弱な娘のために仕事を諦めたら、息子が保育園に通えなくなる」

「息子の保育園の残り2年を選べば、娘の体調が犠牲になる」

「このままの状態で仕事を続けることを選んだら、同僚や上司が犠牲になる」

「散々迷惑をかけた分仕事で恩返ししたいけれど、いつ落ち着くのかがわからない」

 

どれを選んでも何かを犠牲にしなければならない状況に、

雁字搦めになり身動きが取れなくなっていました。

 

誰かの悲しい顔も見たくない。

何かを犠牲にする勇気がない。

誰も苦しめたくはないけれど、その為にどうしたらいいかわからない…

 

 

元々八方美人で優柔不断な気質があるのだから

「誰か」を重点に置くと何も決断できなくなってしまう。

まずは「自分はどうしたいのか」を一番先に考えてみてはどうか。というリンコちゃん。

 

「娘が」「息子が」「夫が」「家族が」

「上司が」「同僚が」「仕事が」

 

いつだって自分がどこにもいないことを言い当てられた時、

ふと「ある言葉」を思い出しました。

 

それは…

 

 

 

※次ページに続きます。

 

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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