「家族が一番大事だけど仕事は続けたい」身勝手と思える考えに友人は…【育児休暇後、会社勤めを続けられない。⑬】 by さやけん
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上層部との話し合いの際に言われた
「仕事と娘、どちらが大事か」という言葉。
もしかしたらこの言葉を伝えた彼女も、何も決断できていない私を見て
「まずは自分がどうしたいか考えるべき」だと言いたかったのではないか。と思ったのです。
けれど「自分がどうしたいか」を言葉にしてみると
それはあまりにも身勝手な答えになってしまいます。
そんな自分の答えをどうしても許せずにいるとリンコちゃんは…
家族が大事だから仕事を続けたい。
こどもたちの成長を安心して見守るためには当然収入が必要。
今は安定せずともいずれ必ず安定する日がくるのだから、今仕事を手放すことは選び辛い。
成長著しい幼児期、家族の時間はできれば大切にしたい。
「そんなの親なら当然の気持ちだ」
「そもそも人間が働く理由の一番は『生活を守るため』なのだから、働くのが申し訳ないと考えること自体間違っている」
とリンコちゃんは力強く言いました。
そして…
私の判断ミスにより自分で自分の首をしめた『お土産問題』については
「元気な時に家族で出かけることが悪いわけがない」
「こどもたちにとって、きっと一生思い出に残る嬉しくて楽しい良い思い出になる」
「休日の過ごし方まで会社に縛られる必要はない」
とは言いつつも
迷惑をかけている手前、『休日に遊びに行った』と言うのは
普段代わりに頑張ってくれている同僚や上司への配慮として黙っておいたほうが無難であると話し
「旅行もお土産も悪いことではないけれど、要領は悪かったね」と笑うリンコちゃんに
その通り過ぎてぐうの音も出ませんでした。
散々話を聞いてもらったのに使い古しの新生児服を渡しただけの状況に申し訳なさを感じつつ
声に出して状況を話し、自分のミスや考え方を整理することができたことに感謝をしてもしきれませんでした。
しかし、辛い状態であったにも関わらず現在も会社勤めを続けているリンコちゃん。
私はふと、あることを聞きたくなりました。
リンコちゃんの答えとは…
続きます
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