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【お母さんのおむつを替えた日~ヤングケアラーの見つけ方】第1話「社会から取り残された場所①」by 一ノ瀬かおる先生 協力:福田旭
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「お母さんのおむつを替えた日~ヤングケアラーの見つけ方」単行本絶賛発売中!
ぼくが3歳のとき、父は他界。
母は神仏やご先祖様の声がきこえる人で困っている人の相談に乗っていたけど、家はずっと貧乏だった。
親族間の面倒事の話し合いをするのはぼく。
“家のこと”のために林間学校も修学旅行も不参加。
そして――15歳のとき母が倒れ、17歳から本格的な介護が始まった。
ぼくの世界は全て家の中。
あのとき、ぼくが過ごしていた時間は母のための時間だった。
ぼくもまわりも気付かないまま――。
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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