コミュ障すぎて面接に落ちまくる私!飛び込んだ夜間部は優しさにあふれていて…【性被害に遭って10年ひきこもった私が娘と出会うまで⑪】 by たんこ
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友人Aの事故がきっかけで、医療系専門学校への進学を決めた私。
やっとのことで脱ひきこもりをしたと思ったら、まさかの進学志願。
両親もさぞ驚いていたと思います。
ですが両親は嫌な顔ひとつせず、私の気持ちを応援してくれました。
◆今までのお話
【性被害に遭って10年ひきこもった私が娘と出会うまで】シリーズ一覧
通信制高校の先生にも勇気を出して相談をし、面接の練習。
誰でも笑顔で受け入れてくれる通信制高校と専門学校とでは、面接の難易度はまったく違います。
私は震える小さな声で、相手の目をなんとか見ようとしながら、必死に練習を繰り返しました。
そして、自宅から車で一時間ほど離れた場所の専門学校の門を叩きます。
結果は、もちろん……
ダメでした。
いずれ病院で、患者さんを支えなければならない存在が
うつむきがちで、人とまともにしゃべれず、声も小さくよく聞こえないなんて
そりゃあ、落とされても仕方ありませんでした。
面接帰りの車の中で泣きそうになる私を
父はただあたたかく静かに見守ってくれていました。
ある意味で、初めての挫折でした。
たくさんの人に支えられてここまで来たけれど、
この先はそれだけではどうにもなりません。
私が頑張らなければ、弱点を克服しなければ、どうにもならない。
私はなんとか歯を食いしばりながら、他の学校を探すことにしました。
目標は変わりません。
“友人Aを支えられる理学療法士さんになりたい”
そんなことを友人Bに相談しながらなんとか見つけたのは、
東京の専門学校の夜間部でした。
夜間部は文字通り、夜間に通える学校。
昼間働きながら通っている人がほとんどで、年齢層も幅広くいろいろな人が通っています。
現役教員である友人Bは、
“人と関わるのがまだ苦手な私が
キラキラ元気な現役生と一緒に長時間学校に滞在するのはきついのではないか”
という心配もあり、夜間部をオススメしてくれました。
確かに、きつい。食堂で化石になっているのが容易く想像できます。
そんなわけで、今度は東京の専門学校の門を、勇気を出して叩きます。
結果は…
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