<広告>

コミュ障すぎて面接に落ちまくる私!飛び込んだ夜間部は優しさにあふれていて…【性被害に遭って10年ひきこもった私が娘と出会うまで⑪】 by たんこ

<広告>


12

   

友人Aの事故がきっかけで、医療系専門学校への進学を決めた私。
やっとのことで脱ひきこもりをしたと思ったら、まさかの進学志願。
両親もさぞ驚いていたと思います。

ですが両親は嫌な顔ひとつせず、私の気持ちを応援してくれました。

 

◆今までのお話

【性被害に遭って10年ひきこもった私が娘と出会うまで】シリーズ一覧

 

通信制高校の先生にも勇気を出して相談をし、面接の練習。
誰でも笑顔で受け入れてくれる通信制高校と専門学校とでは、面接の難易度はまったく違います。
私は震える小さな声で、相手の目をなんとか見ようとしながら、必死に練習を繰り返しました。

そして、自宅から車で一時間ほど離れた場所の専門学校の門を叩きます。

結果は、もちろん……

ダメでした。

いずれ病院で、患者さんを支えなければならない存在が
うつむきがちで、人とまともにしゃべれず、声も小さくよく聞こえないなんて
そりゃあ、落とされても仕方ありませんでした。

面接帰りの車の中で泣きそうになる私を
父はただあたたかく静かに見守ってくれていました。
ある意味で、初めての挫折でした。

たくさんの人に支えられてここまで来たけれど、
この先はそれだけではどうにもなりません。
私が頑張らなければ、弱点を克服しなければ、どうにもならない。

私はなんとか歯を食いしばりながら、他の学校を探すことにしました。
目標は変わりません。

“友人Aを支えられる理学療法士さんになりたい”

そんなことを友人Bに相談しながらなんとか見つけたのは、
東京の専門学校の夜間部でした。

夜間部は文字通り、夜間に通える学校。
昼間働きながら通っている人がほとんどで、年齢層も幅広くいろいろな人が通っています。

現役教員である友人Bは、
“人と関わるのがまだ苦手な私が
 キラキラ元気な現役生と一緒に長時間学校に滞在するのはきついのではないか”
という心配もあり、夜間部をオススメしてくれました。
確かに、きつい。食堂で化石になっているのが容易く想像できます。

そんなわけで、今度は東京の専門学校の門を、勇気を出して叩きます。

結果は…

<広告>

▼次ページに続きます▼

12
 

フォローしてたんこさんの最新記事をチェック!

本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
--------------------------------
<広告>

たんこさんの他のシリーズを読む

 - トラブル, 女の子 ,

<広告>



 - トラブル, 女の子 ,


  関連記事

関連記事:

自然派育児を貫くママに周囲がざわつく…『幼稚園に行かない選択』その驚きの理由とは【ママ友は「自然」の人】第7話:深まる世間との溝① by 山田ノジル&すじえ

関連記事:

周りの目が怖かった…休園ママ友にかけた“ひと言” ――そして担任の噂に、母の答えは【強子の楽しい(?)ママ友トラブル、年中編 #11】by 佐伯梅

関連記事:

「証拠を見せなさいよ!」強気なママ友に突きつけられた、おばあちゃんの記憶【セレブママの知られざる一面 #40】 by しろみ

関連記事:

家族の未来を語れない夫に悩む妻…好意を示す男性が隠していた真実に衝撃を受ける「うちの夫は子どもがほしくない」第8話:夫以外の男性② by グラハム子

関連記事:

社長の呼び出しで事態急転…元夫と上司に突きつけられた“新たな事実”【自称・「いい男」と結婚しました #42】by ちゅん

関連記事:

残せるのは今だけ…治療直前、2人目を諦めたくないママがかけた最後の望み【ママ5年目でがんなんて 手に入れた卵子と失った味覚】第5話「手に入れた卵子」by 松本ぽんかん

関連記事:

小学校最後の運動会で先生から頼まれたことは…【お世話係がしんどくなったお話③】 by あやかず

関連記事:

詰んだ…!保育園へ行く子供たちを前に気付いた最大の問題【登園&出勤でパニックになった話②】 by グッドスリープ

関連記事:

オムツが最終段階のビッグサイズに。トレパンを試すも長女のこだわりが…【こだわり強めな長女の服装問題⑦】 by ぴなぱ

関連記事:

「担当医を変えたい!」先生本人に直談判した結果…【妊娠黒歴史 妊婦健診で先生にキレた話⑦】 by はなゆい

関連記事:

追い詰められた上田さんはついに…【人のものを盗む癖が治らない高校時代のクラスメイト⑦】 by しろみ