<広告>

コミュ障すぎて面接に落ちまくる私!飛び込んだ夜間部は優しさにあふれていて…【性被害に遭って10年ひきこもった私が娘と出会うまで⑪】 by たんこ


12

 

もちろん、ダメでした。

場所を変えようが、私の怪しく挙動不審な佇まいも、声の小ささも、
ボキャブラリーの貧しさも変わりませんでした。
頑張って声を振り絞っても、10年まともにしゃべらなかった私の声帯は弱り切っていました。
「……?」と眉をひそめる先生方の表情は今も忘れられません。

やっぱり、ダメだった…。

変えようがない事実。
でも、私はなぜか前向きでした。

面接官となった先生の熱さに、心底惚れてしまったのです。

“この先生のもとで学びたい…!!”

私はなんとこのあと三回、この専門学校の門を叩くことになります。
まさに三顧の礼。
自己肯定感は低いくせに、なぜか挫折に強かった。

それは今まで私がゲームばかりしてきたせいもあるかもしれません。
今は倒せそうにないボスキャラも、レベル上げをしていればいつか倒せる…!!
という、いい意味でのゲーム脳になっていたのです。

その結果、先生方も根負けしたのか、
私はこの専門学校夜間部の入学許可をいただきます。

本当に、いま思うと申し訳ない執着の仕方でしたが、
結果的には、合格してよかった。
なにせ、この学校に合格していなければ、私は娘と出会うことができなかったのです。

専門学校への進学が決まり、私は一人暮らしを始めることになります。
脱ひきこもりしたと思ったら、ひとり暮らし。
いま母に聞いても、本当に信じられない展開だったと振り返ります。
一方の私は、脱ひきハイであまりよく覚えていないのですが、
一人暮らしに対する不安はまったくもってありませんでした。

父が都内勤務であったせいもありますが、
初めて降り立つ土地であっても、東京のその街は
かつてゲームで来たことがある場所だったのです。
地の利、ある…!!

こうして私は、脱ヒキしかけの通信制高校生から、
“一人暮らしの専門学生”になるのでした。

ドキドキの専門学校生活…

それはまさに…
夜間部パワーに満ち溢れたものでした。

人見知り丸出しの挙動不審な私に、まったく動じないクラスメイト!

漫画から出てきたヒロインみたいに話しかけてくれるクラスメイト!!

年齢層は幅広く、当時25歳だった私がまだ若い方という布陣で
元営業マンというお兄さんや、アパレルに関わってきたおしゃれなお姉さん、
それだけでなく、芸能関係にいた方や、SEだった方、スポーツ関係…
本当にいろいろな方がいました。
人生経験が豊富なぶん、私のようなちょっとヤバイ人間にもまったく動じず、
優しく話しかけてくれます。

この環境が、本当によかった。
夜間部を薦めてくれた友人Bの先見の明には感謝するしかありません。

脱ヒキして、進学してみたいけど…という不安のある方には
ぜひ夜間部を薦めたいくらい、本当にこの選択はよかったと思います。

昼間部より短時間で学びつくさなければならないため、難しくなる部分はあると思いますし
オトナ同士だからこそのゴタゴタも無いことは無いのですが、
もしお子さんがしんどい思いをして進めなくなってしまった時や
ご自身の学びなおしの機会の際にも
夜間部と言う素敵な選択肢もあるということは、覚えておいていただきたいです。

優しく明るいクラスメイトに囲まれ、始まった専門学校生活。
しかしそこには、医療系専門学校ゆえの、
元ひきこもりにはちょっとハードな、あるルールがありました…

~第1話はこちらから~

<広告>


すくパラNEWS公式YouTubeチャンネル毎日更新中!
チャンネル登録お願いします!

フォローしてたんこさんの最新記事をチェック!

⇒たんこさんの作品をもっと読みたい方はこちらから

作者:たんこさん

インスタグラム kei_mio

しくじり育児エピソード大募集!
c1ed5dd4765b7d63d0a30c1f9533c339

12
【性被害に遭って10年ひきこもった私が娘と出会うまで】
▶ 他の話も読む

フォローしてたんこさんの最新記事をチェック!

  トラブル, 女の子 ,

<広告>
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。 尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。

  関連記事

関連記事:

「わ、わざとじゃないし!」娘のお茶をぶちまけた見ず知らずの女の子…泣き叫ぶ中、その子の保護者は【これって放置子?迷惑親子にエンカウントした話#9】by まめごママ

関連記事:

「あんた、その態度はなんだ!?」愛犬がよその犬を噛んでも謝らない義母…笑いながら言い放ったことは【犬好きの義母 #14】 by 花藤とら

関連記事:

「親権はどう考えても俺のだろ!」育児丸投げの食い尽くし夫が謎の自信…深夜に始めた呆れる証明方法は【専業主婦だけど、食い尽くし夫と離婚します #58】 by しろみ

関連記事:

「しっかりしてくれよ?」時短なのに送迎すら夫任せの妻…久々の会食で夫を襲った追い打ちは【未熟な夫婦の不協和音 #42】 by ぴん

関連記事:

保育園にお迎えに行くと慌てだす先生方。見せられた娘の腕にあったものは…【保育園で噛まれた話①】 by 佐伯梅

関連記事:

「娘がいじめをしている」とママ友から悪者認定!困っているところにやって来た意外な人物とは【オーガニックにこだわる汚ママのお話⑮】 by しろみ

関連記事:

不倫相手は「夫の親友」と言う友人。3歳息子への対応もぞんざいになり…【不倫の境界線⑨】 by カコマツ

関連記事:

お気に入りの服を着た私を上から下までじっと見た先生。次の瞬間叫んだことは…【先生、私のこと嫌いなの…?初めて出会った悪意の話③】 by そら

関連記事:

夜の公園にたった1人でいたAちゃんの切ない理由…【娘の友達は放置子かもしれない⑤】 by あん子