あれが原因かもしれない、ごめんねミンちゃん【思い残したペットロス、私の心の深い傷⑮】by 林山キネマ
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ごめんね、ミンちゃん
出来る限りのことはしたのですが、
ミンちゃんを回復させることが出来ませんでした。
小鳥って、とても暖かいんです。人より体温が高いのです。
でも、朝からいつもの温かさを感じなくなっていたんですが、とうとうそのままで…回復させてあげることが出来ませんでした。
小さな鳴き声の一つも上げずに、静かに。
次男に頼んで、開いていたミンちゃんの目を閉じてもらいました。
亡くなってすぐの場合にしか目を閉じさせることができないのです。
小鳥や小さな動物は、自分の不調の原因を人のように理解することはできないでしょう。
「よく分からないけどなんか気持ち悪い!」「体調がおかしい」「痛い」そう思っても、そのとき頼れるのは飼育している人だけ。
なので、長く人に飼われている小鳥が調子が悪くなったとき、急に飼い主に甘えることは時々あるのです。
でも、ミンちゃんは甘えることも まだ知らないまま…
病院に一緒に行ってくれた次男にもお礼を言いました。
そして「先生の話を一緒に聞くことになっちゃったの、あんなふうになるなんて思わなくて悪かったね。ごめんね」と謝罪しました。
気が抜けて、急いで家に帰る理由もなくなり ゆっくり丁寧な運転で家にかえろうか、ということになり…
もっと長く生きて、たくさん楽しいこと経験してほしかった、ミンちゃんのことを考えながら帰路につくことにしました。
☆次回に続きます
⇒作者:林山キネマさん
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