子供がすぐに言う「ごめんなさい」の理由【会話ができるようになり始めた子供と向き合う③】 by まえだあい
こんにちは、まえだあいです。
前回は子供に冗談を言わないようにしようという話を書きました。
今回は、子供の躾のためにかける言葉についてです。
言葉を理解し始めた2、3歳くらいから本格的な躾を始めるご家庭が多いかなと思います。
【『子は親を映す鏡』はゾッとするほど本当だった】
昔から『子は親を映す鏡』ということわざがあるように、子供のふるまいを見れば、親がどのような人間であるかが分かるといわれています。
中高生くらいになれば親以外の影響も受けて成長していきますが、小さい子供の頃はまだまだ親から受ける影響が大きいことは言うまでもありません。
『家の中では良いけど外ではやめてよね』なんて理解できるようになるのは当分先ですので、親は家の中でも子供の前では気を抜くことができません。
自分のコピーのような言動をする子供にゾッとした親御さんも多いのではないでしょうか。
【「ごめんなさい」の理由を理解せず、オウム返しで言っているだけなのかも?】
「ごめんなさいは?!」「…ごめんなさい。」
「わかった?!」「…わかった。」
このような親子のやりとりって、日常的に見かけませんか?
我が家もこんな感じでした。
しかし、「ごめんなさい」や「わかった」と言わせることが目的の躾になると、ちゃんとした理由が理解できるようになる前に『謝れば済む』と誤解してしまうので注意が必要です。
実際、我が家の娘は親が怒っているなと察知すると、すぐに「ごめんなさい」と言って終わらせようとするようになりました。
「ちょっと娘ちゃ~ん!ここ何で水浸しになって…」
「はい、ごめんなさ~い!」
(はやっ…!)
これは完全にしくじっちゃってますね…。
【『理解できないのが当然である』ことを理解する】
我が家もまだまだ修行が足りませんので、自戒を込めて書きます。
親は何度も同じ失敗をする子供に対して、何度も言っているのにどうしてなのかと、イライラします。
しかし、こちらが何度やってはいけない理由や失敗の原因を説明したところで、やっと2語文3語文を話し始めた子供には『理解できないのが当然である』ことを理解しましょう。
『会話ができるようになり始めた子供』というタイトルどおり、ほんの少し前までなぜ泣いているのか分からずオロオロしていたことを思い出してください。
何を考えているのか分からない相手と一緒に過ごすストレスからほんのちょっと解放されて、なにより子供と会話ができるようになった。
これってとても幸せなことじゃありませんか。
当たり前のことですが私たちが相手にしているのは、まだたったの2,3歳であるということを念頭において、根気よくいきましょう。
◆今までの記事はこちらから
★親としてはマズイ?!娘のひと言【会話ができるようになり始めた子供と向き合う①】
★義母と気まずい空気に!子供に冗談を言ったつもりが…【会話ができるようになり始めた子供と向き合う②】
★フォローしてまえだあいさんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。