自分では本を読まなかった次男。”ある本”がきっかけで…?!【言葉の遅れとやり直し育児⑦】 by きたぷりん
「対人関係が苦手な息子の為に長く続けたこと【言葉の遅れとやり直し育児⑥】」の続きです。
前回は対人関係が苦手な次男に想像力をつけさせる為に、絵本の読み聞かせを始めた話でした。
さて、小学校に入っても、自分で読むことはなく私がずっと読み聞かせをしていた次男。
本を読んでもらうのは好きだけど、自分で読むほどではないのかな…と思っていたのですが…
【次男が変わったきっかけ】
ひとり本を読む姿にびっくりして、すごくよく覚えています。
大きな足のせいで悪いことが起きるのでどうにか小さくならないかと思うワニくんだけど、改めて考えると足が大きいおかげでいいこともいろいろあるなと気づくお話です。
淡々とワニくんのセリフで語られます。
最後のプラス思考がほんわか暖かい気持ちになったのか…
どうなのかはわからないけれど、とにかく今までにない姿に、裏表紙のワニくんシリーズを教えてあげると…
他の本にも興味を持ったので結局シリーズ全部借りて自分で読んで…
その後は…
それからは借りてきた本で気に入ったものがあると、裏表紙を見て予約してと頼まれるようになりました。
斉藤洋さんの本は、かなりお世話になったなぁ。
読み始めたら絵本から児童書へ移るのも早く…
図書館に行くと、まずカウンターで予約した本の受け取りをしてから、その場で借りたい本を探すのですが、次男はシリーズで読むので選ぶのも一瞬。
この時期はほんとにたくさん本を読みました。
【私が本を選ぶ際にこの時期気をつけていたのは…】
テレビを見ない生活をしていたので、世界が狭くならないように私が選ぶ本はお話以外を必ず入れるようにすることです。
社会のこと、歴史、地理はもちろん、理科や数学の絵本や読み物は教科書とは違う身近に感じる世界観でとても面白いです。
児童向け自己啓発本にもいろいろお世話になりました。
↓我が家に今もある本です。
後ろの齋藤孝さんの2冊の本は、次男の誕生日プレゼントのひとつとしてあげたもの。
大きくなってから、「さすがに誕生日に貰う本として微妙だった」と本人から言われました(汗
さりげなく勧めたら良かったかな(笑
でも、こんな事を気にしてほしい、こうすればいいよ、という事を親からの言葉でなく第三者の視点から伝えた方がいい場合もあります。
その方が客観的に理解して、子供も素直に取り入れることもできるかもしれない。
こんな感じに我が家の子育てに本が果たした役割はとても大きかったです。
今ではスマホ中心の生活ですが、あの時期本を親子で楽しめて良かった…!
【余談ですが…】
私は次男に読み聞かせの必要もなくなった頃…次男が中学年の頃に友達に誘われて小学校の読み聞かせボランティアに参加!
おかげで我が家にその後も図書館の絵本が常にあったし、私の練習台と称して子供達への読み聞かせが続きました。
参加した後の次男と長女のクラスの読み聞かせは全て私。
子供の同級生とも顔なじみになれます。
高学年になると聞く姿勢がなかなか難しくなるので、子供が勧めるのが一番。
小さい頃の読み聞かせで選んでいたような
わかりやすくテンポある楽しいお話中心に。
一回15分程度、本好きの子はもちろんいましたが
本が苦手な子が少しでも本に興味を持ってくれてたら嬉しいな。
【もう一つ余談ですが…】
6年の時、学校の創作文コンクール(正しい名称はわすれました…)になんとクラス代表として次男の書いた物語が選ばれました。
お話の内容は、ある男の子の(モデルは自分?)ちょっとした騒動の1日を面白く書いたもの。
もちろん友達など他の登場人物もでてきます。
その後直接先生から連絡は特になかったので、クラス代表止まりだったのかもしれません。
でも昔の次男を思うと十分快挙!
あの表情が乏しい次男からは想像がつかない
面白楽しいドタバタの創作作文でした。
この時期の本との出会いは次男にとっても私にとっても
とても良かったです。
絵本を通じてものの見方も世界も広がりました。
本から得た知識も多く
きっといろんな面で自信がついていったかなと思います。
さて、小さい頃心配だった次男にやってあげていたこと。
今回は読み聞かせの話しでしたが
勉強も塾などに通わず家でやっていました。
次回はその家庭学習について書いていこうと思うので
またお付き合いください…!
↓言葉の遅れとやり直し育児①〜⑤
上の子優先の生活をしていたら…下の子の表情が乏しい、言葉が遅い?!【言葉の遅れとやり直し育児①】
息子は色が分からない?!育児のやり直しを決心した出来事【言葉の遅れとやり直し育児②】
場所見知り・人見知りが激しい息子の幼稚園選び【言葉の遅れとやり直し育児③】
次男の英語教室。耐えられなくなった先生の言葉【言葉の遅れとやり直し育児④】
障害があるのでは?健診で息子の事を相談すると…?!「言葉の遅れとやり直し育児⑤」
作者:きたぷりんさん
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