成人するということは…【詐欺にあった兄の話~大人の発達障害だった兄~②】 by マル
みなさんこんにちは。
前回、成人式で久しぶりに会った同級生からダイエットサプリを勧められたお話でした。
…というか、成人式ってめでたい時にそんな勧誘するなんて(後々それはネズミ講だったということがわかります)、本当腹立ちますよねー。
しかも、その足で契約に向かい(行かされ?)ました。
【おばあさんが言葉巧みに・・・】
契約の説明をしたのは、スレンダーな美女でも、キラキラしたイケメンでもなく、シルバーヘアのおばあさん…。なぜ??
警戒心を抱かせないためだったのでしょうか…今でも謎ですが…
でも、そのおばあさんは言葉巧みです。
おばあさんはローンを組む話をどんどんすすめていきます。
でも、兄たちは断る術を知りません。
そして、年配の人の言うことなら大丈夫だろうと思ったのかもしれません。
(兄は年上の人の言うことは大丈夫だと思い込む傾向がありました)
そう。二十歳になるということは、
親の許可なくローンが組めるようになるということ。
まだ働いていない(専門学生)とはいえ、何十万の買い物ができるんだ!と兄の気が大きくなってしまった瞬間です。
【発達障害の特性】
このダイエットサプリの文言は、【今までの食生活もそのままで、これさえ飲めば痩せる!】ってものでした。怪しい…。
でも兄は
欲しいと思うと、
周りが全く見えなくなるのです。
これは後々、発達障害であるがゆえの特性でしたが、その時は未診断でわかりませんでした。
月々1万円…。
就職がまだで、バイト代しかないんだから、1万円払えば、自分の生活はきつくなる。
そこまでの想像力は足りなかったようです…
ダイエットサプリ30万だったんです…。
ひえええ!!
ここで、たけるは早生まれのためローンが組めないことがわかり、兄ときよしが契約を結びます。
さて次回、兄はどういう対応をとったか、母はどういう対応をとったか書いていきますね。
◆今までのお話
作者:マルさん
インスタグラム marumaru6302
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