<広告>

三つ子育児の支えとなった決意【三つ子を妊娠した時の話④最終話】by ちょここ

   

こんにちは。ちょここです。

今回は、「三つ子を妊娠した時の話」の最終回(4回目)です。

◆前回のお話はこちら

産むべきか、諦めるべきか…夫婦の話し合い【三つ子を妊娠した時の話③】

 

一卵性の三つ子妊娠が判明しましたが、10週の検診でも

胎児を1人ずつ包む羊膜が見えず、羊膜がないと厳しい出産に

なるだろうと説明を受けていました。そして、産むか産まないか、

すごく考えて、すごく悩んで、、、。

「三羊膜であれば、産もう(一羊膜なら、また考えよう)。」と自分の中で覚悟を決めました。

そして、10週目後半に、再度、先生達に羊膜を確認をしてもらいました。

 

【羊膜ができていますように…と祈りながら】

明かりを消した暗い部屋で、懸命に先生達が三つ子の羊膜を確認してくれました。

「お願い、、、羊膜出てきて・・・」とずっと祈っていました。

 

すると、1人の先生が、、、

 

 

「これじゃないですか⁉︎」

 

慎重に、確認してくれる先生達。

「あっ、これだね。あったあった!」

「ここと、ここに、、、あと、これだ。」

1人ずつの胎児の羊膜が確認できました。

「三羊膜ですね。」

私:「ありがとうございます・・・(涙)」

一卵性三つ子の妊娠・出産。自分の人生において、全く予想もしなかったことでしたが、

産むと決めた以上は、たとえどんな結果が待っていようとも、覚悟をもって、向き合おうと

決意しました。

この時に考えて悩んで、産むと決めた覚悟が、その後の三つ子妊娠・出産・育児において、

自分自身の支えにもなりました。

 

【リスクだらけの妊娠】

そして、今後のことについての夫婦で説明を受けました。

一般的に、三つ子出産は、母体の負担も考慮して「34週」を目標にしているということでした。

ただ、実際は、早産になるケースが多いということでした。

 

そして、出産までに想定される問題を説明して頂きました。

 

同じ胎盤を共有しているので、胎児の血液循環のバランスが崩れて、羊水の増減、胎児の心不全、

腎不全など、胎児の命の存続が難しくなる場合があります(双胎間輸血症候群:TTTS)。

その為、羊水の量、胎児の大きさを注意しながら、経過観察する必要があるとのことでした。

 

TTTSの心配、卵巣のう腫による茎捻転の恐れ、そして高齢出産。

三つ子を産もうと覚悟を決めたはずなのに、リスクだらけの自分の妊娠に、不安が募りました。

でも、私のするべきことは、先生を信じて、ただ前をみることだけでした。

こうして、三つ子妊娠・出産を経て、産後もいろいろありましたが、

現在は、三つ子は6歳になり、毎日ケンカしながらも仲良しの三つ子に成長しました。

普段は、日常に追われて、子供達が片付けなかったり、言うことを聞かなかったり

すると、怒ったりもしてしまいますが、、、

不安の中、三つ子妊娠を決意した当時の自分から見れば、大げさかもしれませんが、

今見える光景は奇跡だな・・・と思ったりもします。

 

今回で「三つ子を妊娠した時の話」が最終回になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ちょここ

◆今までのお話

三つ子を妊娠した時の話シリーズ

第1話 双子妊娠が発覚?! 喜びも束の間、先生の言葉で一気に不安に苛まれ…
第2話 まさかの三つ子妊娠!どうしよう…!
第3話 産むべきか、諦めるべきか…夫婦の話し合い

ちょここさんの記事をもっと読みたい方はこちらから

~作者:ちょここさん~
ブログ 三つ子とお兄ちゃん
ツイッター 三つ子とお兄ちゃん

フォローしてちょここさんの最新記事をチェック!

--------------------------------
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。

「ちょここさんの記事をもっと読む」

 - ママ, 二人目以降, 妊娠 ,



 - ママ, 二人目以降, 妊娠 ,


  関連記事