妊娠中に事故を起こしてしまったけど…【愛犬との不思議な話④】 by リコロコ
妊娠8ヶ月の時のお話です。
◆前回のお話
妊娠8ヶ月で突然の事故!お腹の赤ちゃんは…【愛犬との不思議な話③】
事故の処理も終わり、改めて出発。
そしてペット葬儀場へ向かっている途中…
私はこれから天国へ向かうマルが寂しがっているんじゃないかと…
切なくてたまりませんでした。
前に聞いたことがある
死んじゃった人は、一人で天国に行くのが寂しくて
身近な人を一緒に連れて行こうとするって。
もちろんそんな迷信、本気で信じていたわけじゃありませんが
今のこの状況を、そんなふうに思ってしまいました。
車の中でメソメソとしていると
息子が目を覚ましました。
まだ死の意味のわからない息子。
泣いている私を心配そうに見ていました。
すると、旦那が言いました。
大きな事故だったのに、誰も怪我することも無く
お腹の赤ちゃんも無事だった。
相手の車は廃車になるほどの事故だったのに、うちはへこんだだけ。
相手の方も車は破損しましたが、怪我もなく無事でした。
「もしそういう不思議な話があるんだったら、事故る方が運命で
まるが全部受け止めてもっていってくれたんじゃない?」
旦那にそう言われ、涙が止まりませんでした。
ただの事故だといえばそれでおしまいなんですが…
私たちの勝手な解釈ですが、
最後の最後まで
マルは私たちの事を愛してくれていたんだと思います。
さみしいけれど、今までいっぱいありがとう…
たくさんたくさん撫でて…天国に送りました。
あれから2年。
お腹の子も何事もなく無事に出産できました。
家に飾ってあるマルの写真を見て、「わんわん、かわいいねぇ」と
元気に育っています。
妊娠中、そして子供を乗せた車での初めての事故。
マルが最後に守ってくれたんだと感謝もしていますが、
改めて、チャイルドシートとシートベルトの重要性を感じました。
お腹を圧迫する事から、一昔前は妊婦さんはシートベルトしなくていいという見解や
道路交通法で免除される事もあるようですが、基本的に着用は義務ですし、
着用していないリスクの方が高いかと思います。
マタニティ用のシートベルトも販売されています。
現在妊娠中の方も、お子さんを車に乗せている方も
シートベルトをし忘れないようにしていきましょう!
これで今回のお話はおしまいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※補足※
●道路交通法施行令第26条の3の2 第1項
負傷若しくは障害のため又は妊娠中であることにより座席ベルトを装着することが療養上又は健康保持上適当でない者が自動車を運転するとき。
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