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自分たちの空気になるまで【同居して得たこと感じたこと⑯】 by 山田あしゅら
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過ごしてきてしまった私たち夫婦に
待ち構えていたのは『親の介護』。
ここでやっと
ずっと共有出来なかった
夫婦のチカラを発揮することになります。
最初は及び腰だった夫も
一緒に暮らしているものですから
深刻になっていく両親の現状はいやが上でも目に入って来ます。
逃げたい気持ちを抑えつつ、徐々に携わり始めた数年前。
それは私としても意外な夫の変化でした。
育児以来『夫はこういう人』という固まったイメージを持ったまま
これから老後を迎えたなら
もしかしたら今のような平穏な空気は保てなかったかも知れません。
大変だった10数年にわたる在宅介護生活も
私たち夫婦の空気を形作っていく上では
意味のないことではなかったんじゃないか。
そう思うこの頃です。
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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