◆今までのお話
※2019年、香港に住んでいた頃のお話です。
【3日目の朝】
熱を測ると38度と、まだまだ高熱の娘でしたが、元気はすっかり取り戻しておりました。
しかし、相変わらず口の中が痛いのか、ご飯もミルクも口にすることができず、
私はせめて水分だけでも…と、少しでも口の痛みが和らぐことを願っていました。

その願いが通じたのか、3時頃ようやく娘はミルクを口に含むことができたのです!
この長い長い暗闇にようやく光がさしたような感じがしました。
そこから回復の兆しが見え、少しずつミルクを飲めるようになり、少量→半量→全量と…
ミルクをごくごく飲む娘の姿にガッツポーズを決めたものです。
日頃、離乳食の食べが悪い娘に悩んでいたことが遠い世界の話でした。
今はもう、水分さえ、ミルクさえ飲んでくれれば、もう完璧だ…!とまで思えるように。

その夜も夜泣きはしたものの必殺添い乳ができたので、娘も私も横になって寝ることができました。
【恐れていた大人への感染】
ところで、大人も感染すると怖〜い手足口病…。
皆様、覚えてますでしょうか…
1話目で娘の嘔吐は確実に私の体内に吸収されていたのです…。
感染の覚悟(?)は決めていました。
※次ページに続きます。
