胎盤がいよいよ完成!お腹がややふっくら!妊娠4ヶ月(12週,13週,14週,15週)のママが知っておきたい事【月齢別すくすく妊娠講座】
妊娠4ヶ月のお腹の中の様子
大きさはレモン1個分
妊娠4ヶ月末の赤ちゃんは身長約16cm、体重は約100g。
レモン1個分ほどの大きさになります。相変わらず成長のスピードは速く、1ヵ月の間に身長は2〜3倍、体重は5〜6倍にも成長。
超音波でもわかるほど骨がしっかりとし、髪の毛やうぶ毛が生えはじめます。
赤ちゃんの動きが活発化
羊水の量が増えるのに伴って、赤ちゃんは羊水の中で活発に体を動かすようになります。
くるくると自由に動いているので、この時期に逆子の体勢でもまったく問題はありません。赤ちゃんは口をぱくぱくさせながら羊水を飲み込み、尿として排泄することを繰り返し、指しゃぶりなどもしています。
排泄やおっぱいを吸うための練習など、お腹の外で生活する準備を徐々にはじめています。
胎盤がいよいよ完成
妊娠3週頃からつくられはじめた胎盤は、妊娠15週〜妊娠16週に完成します。
それに伴って、赤ちゃんは臍帯(へその緒)を通じて胎盤から栄養を摂るようになり、二酸化炭素や不要な老廃物を胎盤に排出します。
この循環によって、赤ちゃんはぐんぐん成長。胎盤そのものもこの時期に完成ではありますが、その後も成長を続け、妊娠38週頃まで徐々に大きくなっていきます。
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妊娠4ヶ月のママの体や心の変化
お腹がややふっくら
赤ちゃんの成長に伴い子宮もさらに大きくなってきて、お腹もふっくらしはじめます。まだマタニティウェアを着るほどではありませんが、ウェストを調節できる衣類や大きくなった乳房を覆う下着など、マタニティ用品の準備をしておくといいでしょう。
妊娠15〜16週に子宮内で胎盤が完成すると、流産の心配はぐっと減ります。
つわりがだんだん落ち着いてくる
つらかったつわりの症状もだんだん落ち着いてきます。
食欲が出てきたと思って食べ過ぎるとまた吐いてしまうというようなこともありますので、体の調子を見ながら食べるものや量を調節していきましょう。
中にはつわりの症状が長引いてしまう人もいますが、焦らずに気分転換しながら上手につきあっていきましょう。
ママになる心構え
お腹がやや大きくなってくるなど外から見える変化が現れると、ママになる実感も強くなります。つわりが落ち着いてくることで、気持ちも前向きに。
妊娠中は不安やストレスを減らし、ゆったりと過ごすことが何より大切。
お腹の中で赤ちゃんが大きくなっていくのは嬉しいことです。
妊娠4ヶ月のママが気を付けること&すべきこと
食生活の改善
つわり中は食べられるものを食べられるだけとれればよかったのですが、つわりが落ち着き胎盤も完成したら、赤ちゃんに十分な栄養を送れるよう食事のバランスに配慮を。
主食である炭水化物に肉・魚・卵・大豆などのタンパク質、鉄分やミネラル、ビタミン、カルシウムなど、あらゆる食材からたくさんの栄養を摂取できるよう心がけ、時間があればなるべく食事は手づくりするようにしましょう。
インスタントやできあいの総菜、外食などは、脂肪分や塩分が高めなものが多いです
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食べ過ぎに注意
つわりの症状が落ち着いてくると、それまでの反動からつい食べ過ぎてしまう人が多いようです。しかし、急な体重増加は妊娠高血圧症候群などリスクの原因になります。
健診でも体重管理を要されるので、くれぐれも食べ過ぎないよう注意しましょう。
■1ヵ月(0週,1週,2週,3週)
■2ヵ月(4週,5週,6週,7週)
■3ヵ月(8週,9週,10週,11週)
■4ヵ月(12週,13週,14週,15週)
■5ヵ月(16週,17週,18週,19週)
■6ヵ月(20週,21週,22週,23週)
■7ヵ月(24週,25週,26週,27週)
■8ヵ月(28週,29週,30週,31週)
■9ヵ月(32週,33週,34週,35週)
■10ヵ月(36週,37週,38週,39週)
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