退院延長?残す最後の難関とは?!【中耳炎だと思っていたら気管支炎と突発を併発して入院になってしまったお話⑦】 by リコロコ

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小さなベッドで常に1対1で相手ができる。

ぐずったらすぐおっぱいで落ち着かせられる。

これが家で上の子2人がいる状態だったらずっと抱っこもしていられないけど

ずーーっと一緒にいてあげられるので、あまり辛くなく対応してあげられました。

 

 

そして3日目の午後、とうとう点滴が外れました!

ここから内服です。

 

 

この時出されたのは、耳鼻科でもよく出されていたピンクの抗生物質。

サンちゃんが下痢するやつです。

 

看護師さんにその旨伝えて一緒に整腸剤も出してもらいましたが

一回量がかなり多いこの薬。さらに整腸剤で量が増えます。

家では粉薬を飲ませるときは少量の水で小さく練って口の中に貼り付けて

おっぱいで流し込む作戦で飲ませていましたが、嫌がって吐き出すことも

少なくなく、飲ませるは一苦労でした。

 

でもこれを飲めなきゃ退院できない!

おっぱいを薬でピンク色にしながら格闘していました。

 

 

【入院4日目…】

見た目はすっかり元気なサンちゃん!

ですが体の中は全快ではなく、まだまだ油断できない状態。

というのも、入院してからずっとつけている「酸素濃度計」

血液中の酸素の量を測る機械なのですが、この数値がとても低かったのです。

 

通常健康な時は99〜96%が正常値らしいのですが、

サンちゃんの数値は90〜93%あたりを行ったり来たり。

95%を切ると呼吸困難な状態なんだそうです。

 

そして寝ると更に低くなり、90%を切ってしまうことも…

夜中によく看護師さんがベッドに駆けつけていました。

 

 

 

この数値が98%くらいで安定しないと退院はできないと言われており、

酸素濃度を上げるためにつけている鼻に酸素を送るチューブも常時装着。

でも嫌がってすぐ外してしまいます。

常にチューブが外れてないか見張っていて、5分おきくらいに濃度計の数値をチェック。

明日は「早ければ5日で退院」と言われた5日目!!

熱も下がり呼吸も整った!

あとはこの酸素の数値だけです!

 

【そして5日目の朝】

朝の検温にきた看護師さんにちょこっとお伺いを立ててみたところ…

「昨夜もずいぶん数値下がってたから、あと1泊かな?☆」

 

 

もちろん、よくなる為に入院してるので、まだ完全によくなってないのなら

退院しても意味がない。

でも…

家で待ってる子供たちもそろそろ限界だろう。

 

パパがいない時間はお義母さんに自宅に行ってもらいお世話をしてもらってました。

パパの帰宅はいつも8時過ぎ。

お義母さんも仕事してるし、そんなに負担もかけられない…

申し訳ない…。

 

看護師をしている友達にメールで今の状況を話すと

「うちの子も入院した時、酸素濃度に苦しめられたよー

小さい子は最後の難関だよねー」

と、小児入院アルアル的な感じで返ってきました。

 

その日も朝からずっと酸素のチューブをつけたまま。

ですが、つけているからかこの日の朝は調子良く98〜97%を維持!

でも今朝「もう1泊」って言われたし、退院は絶望的だと不貞寝していました。

 

そしてお昼近くになった頃、初めて見る先生がベッドにやってきました。

 

 

続きます!

次回、最終話です!

 

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◆今までのお話はこちらから

中耳炎だと思っていたら「気管支炎」と「突発」を併発して入院になってしまったお話
愛犬との不思議な話シリーズ
ひと夏の騒動、子供たちを襲う小さな悪魔…シリーズ
静かな地獄の出産レポシリーズ
1歳6ヶ月健診でひっかかった!余裕こいてた3人目シリーズ

⇒作者:リコロコ
⇒インスタグラム ricoroco.2019



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