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W在宅介護後、アラカンで社会復帰した事情【めおと34年も続けると⑨】 by 山田あしゅら

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【10年ぶりに社会復帰をした事情】

10年間固まってた身体とアタマを回転させるのは結構大変(笑)

周りからも

と、不思議がられましたが

この社会復帰。

やむにやまれぬ事情もあったのです。

 

義父が3年前に老健入所。

義母が2年前に入院→老健入所。

そして長らくのW在宅介護から解放されることとなった私。

 

長~いトンネルを走っているような介護生活中

あれほど指折り数えていた『解放日』(Xデーと呼んどりました。)

ところがね

いざその時が来るとなると

とはならないのが人間の不思議なところ。

 

いや、そればかりか

義母が入院してからというもの

すっかりウツ状態に。

 

ちょうど家の建て替えが重なったのが

幸か不幸か。

完全に落ち切るまではいかなかったものの

自分でもこれはヤバいんじゃないか?と

動かない頭の奥底で警報音が微かになる音がしている…。

2年前の私はまるまるそんな1年間を過ごしていたのです。

 

義父母2人の在宅介護中でさえ落ち込まなかった私なのに

これが燃え尽き症候群?空の巣症候群?

 

真っ向から取り組んでいる時は対象が明確なので

吐き出すことも出来ますが

その存在が『スパン』となくなっちゃうとかえって危ういということを

この1年で思い知った気がします。

 

家の引き渡しやら引っ越しやらで

気も張ってたんだと思うんだけど

この人生の一大事業も夢の中で動いていた感じで

実を言うとあまり記憶がありません。←大丈夫か

 

その後

介護中、意地で続けていた書道にも気が向かなくなって

相当マズい状況だったのですが…。

次回につづきます。

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◆今までのお話

めおと34年も続けるとシリーズ
同居をして得たこと感じたことシリーズ
男子育児は大変か?シリーズ
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⇒作者:山田あしゅら
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