セブに留学している息子との親子ゲンカの結末は?【ADHD息子にも反抗期が訪れる⁉︎⑤】 by 鈴木セリーナ
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「え?俺、セブに戻るよ。」と、答える息子。
私「いや、あんた、なんか言うことないん?」
息子「え、セブに戻るって言ってるじゃん?」真顔で答える息子。
私「あんた、セブに戻るったって、学費・渡航費なんぼかかると思っとる?1ヶ月20万くらいかかるんで。お願いしますとかなんとかないん?(怒)」
息子「お願いします。」真顔
先の、セブでの大暴れ以来、またまたこの反応に情けなくなり、私はその場で過呼吸になってしまいました。
過呼吸になりながら泣く私に、
元夫が「おまえ、この母親見て何か思わないの?」と問うと、
「え、勝手に泣いてるじゃん?」と真顔で言う息子。
「おまえちょっと外出ろ‼︎‼︎」と怒りだす元夫に、
「え、なんで?」と問う息子。
【なんなんだコイツ…私は17年前、なぜコイツをこの世に送り出してしまったのか…。】
とりあえず一旦ジョイフルを出て、私の実家へ行き、「とにかく悪態をつくな」と、元夫から説教を受けた息子。
その日は夕方から私と息子で、大分県の隣、福岡県へ移動する予定があったので、移動中の電車で息子に、
「あのさ、もうすんごくシンプルなお願いなんやけど、私に愛想良くしてくれん?悪態つくのだけは辞めてくれん?」と話しました。
すると…
【衝撃の一言】
息子「悪態ってなぁに?」
私「え、あんた悪態の意味がわからずにセブでも怒られた時も泣いてわかったと言って、さっきおっさん(元夫)にもわかったフリをしてたわけ?」
と聞くと、
息子「うん。なんかセブではセリーナすんごい怒ってたし、さっきは親父(元夫)も怒ってたから、聞くのも悪いし、なんとなく俺が悪いんだろうなとは思ってたけど、アクタイって何なんだろうと思ってたんだよね。」
【馬の耳に念仏とはこのことでしょうか…⁉︎】
いや、日本語のわからない外国人に、必死こいて説教をかましていたのと同じ状態だ…。
あの日、私たち(元夫婦)は思い知らされた…。(進撃の巨人風)
息子のAD=学習障害がどういうものか。
そして思い出した。
医師に「ご子息の場合は、言語の理解力の発達に遅れが出ているようです」
と、言われていたことを。
内容はご想像にお任せしますが、非行ともとれる行動を取ったりすること、身長は180cmを超え、普通の日本人より大きく見えるので、やつ(息子)を普通だと思い込んでいたのです。もしくは、そう思いたかったのか。
息子の一発K.O勝ちにて、親子ゲンカ終焉せり。
完
-鈴木セリーナプロフィール-
大分県出身。
田舎のお嬢様として育てられるが、15歳でドロップアウト。
17歳で妊娠〜18歳で出産を経験。
20歳で上京しチャンスを掴むと、ヤンキーママからセレブママへと大躍進。
最近になって息子が『ADHD』であることが発覚。
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イラストレーター
-mocaさんプロフィール-
福岡県出身。イラストレーター
2019年10月、福岡を拠点にブランド『CHIPS(チップス)』のプロデューサーとして活動開始。
ブランドの他にも、壁画・オリジナルキャラクター・オリジナルアイコン・オーダー依頼など様々なものに挑戦している。
自身のブランドでは「ワクワクを広げていこう」をテーマに掲げ、カラフルで沢山の人の勇気や元気を出す手助けができたらいいなとデザインを発信中。
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鈴木セリーナプロデュース
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