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家族で転げ落ちた『3つの坂』【めおと34年も続けると⑪】 by 山田あしゅら
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◆前回のお話
アラカンが引きこもり状態から浮上出来たきっかけ【めおと34年も続けると⑩】
【人生の3つの坂】
「人生、3つの坂には注意せにゃならん...。」
結婚式で親戚のおじさんから
こんなスピーチをしてもらった人もあるかも知れません。
(親戚のおじさん昭和のヒト限定・笑)
『上り坂』『下り坂』
そして『まさか』の3つの坂です。
前回の記事を書いていて
義父母のことで
思い出したことがあります。
定年を迎えて後は悠々自適の老後を送ろうとしていた義父でしたが
それから何年もしないうち
身体が思うように動かなくなる難病にかかってしまいました。
まさに『まさか』の坂です。
病気の進行はそれほど早くはありませんでしたが
それが引き金になったのか
今度はうつ病にかかってしまったのです。
難病もそうですが
うつ病の人と接するのは私たちにとって初めてのこと。
どう対処して良いのか分からずに
毎日、居間のソファーを占拠して横たわる義父を
遠巻きにもてあます毎日。
クリニックで処方される薬も効いているのかいないのか
そんな日々が2年ほど過ぎた頃
今度は義母の様子がだんだんおかしくなってきました。
軽い脳梗塞から、認知症の症状が現れ始めていたのです。
※次ページに続きます。
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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