
私はそれまで、子どもというのは、勝手に育っていくものだと思っていました。

「誰かと遊ぶことが楽しい」なんて、
子どもが当たり前のように、感じていることで、
それを教えるなんて、想像もしていませんでした。
しかし、娘には教える必要がある。

この時私は、昔ながらの「放っておけば子は育つ」は、娘には通じないと思いました。
実際私は、娘が発育状態を指摘されるまで、
「そのうちできるようになるかもしれない。」と様子を見ていた…。

これから先、他の子が勝手にできるようになっていくことを、
私は、娘に一つ一つ教えていかなければならないのです。

「みんなと同じような子育て」は、もう違う。

私が娘とまだできていない『会話』というコミュニケーションをするには、
みんなと同じ子育てでは、駄目だったのです。
娘のために、娘に合った、特別な子育てをしていかなければならない…。

みんなよりも、教えることは多いし、たいへんなこともたくさんあるかもしれないけれど、
それをやっていかなければならないと決意しました。
■単行本「うちの子、個性の塊です」!

◆今までのお話
★娘の発達障害シリーズ
★苦しかった私の母乳育児
★旦那の単身赴任中におきた、私の体調不良
⇒SAKURAさんのお話をもっと読む
⇒インスタグラム sakura.kosei
