「相性が良くない親子」の関係。私自身が育てにくい子だった?【一人目と二人目・平等な育児②】 by 林山キネマ
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【よく母を困らせた私】
小学生の頃は「なぜこんな腫瘍のある見た目で生んだのか?」と、母に何度も聞きました。
見た目で男の子にいじめられ家に帰って泣き、その度に母を困らせました。
私がもし同じ立場で、息子に言われたら辛いですね。
当時すでに血管腫をレーザーで治療する方法がありました。ですが、両親は安全性を懸念し治療は行いませんでした。
【親に愛される努力をもっとすれば…?】
過去にも書きましたが(実母の残念な叱り方①)、叱られることの多い子でしたので、とにかく褒められたかったです。
親に自分のことを好きになってもらうための努力、こうしたらよかったという「正解」って存在するのでしょうか?
合う・合わない、人同士の「相性」。
今でこそわかるのですが、どうも私と実母は『すごく相性がいい』という訳ではなかったように思います。
相手によって態度を変える人っていますよね。
好きな相手がすることは何にでも喜び失敗も許す、嫌いな相手がすることは文句につなげる、母はそういう傾向が特に強い人だったのです。
◆もっといい子にしていたら…?
進んで手伝いをすればよかったかもしれない。成績も良くして、何でも言うことを聞けばよかったかもしれない…考えたらきりがありません。
しかし私は努力が苦手で、すべてが可能なわけではありませんでした。
中学・高校生の頃、休日に自分の食事くらい作れるようになろうと料理をしました。
しかし、母は台所を汚されるのを嫌いました。
やったことの多くが裏目に出てしまう。それがまた、また母をむず痒い気持ちにさせたのでしょう。
今ならしっかりわかるのです、
私自身も「育てにくい子」だった、と。
そして母も一人の人間なのだと気が付きました。
私と子育ての概念が違う一人の「人」。
世の中に完璧な人なんていない。
「誰が悪いのでもなく、そういうもの」「仕方ない」と思うようになったのです。
次回は成人してからのエピソードになります。うっかり実母の本音が聞けてしまいます。
☆次回に続きます!
◆今までのお話
★一人目と二人目・平等な育児シリーズ
★二人目なのに 育てにくい?シリーズ
★第一子、初めてだらけの育児シリーズ
★病気予防と病院選びシリーズ
★叱り方番外編
★実母から学んだことシリーズ
★実母の残念な叱り方シリーズ
★やさしい義母が叱る時シリーズ
⇒作者:林山キネマさん
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⇒しくじり育児エピソード大募集!
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