大丈夫と言い続けた結果、無くなってしまったもの【双子育児と義母さんと④】 by ツマ子
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当時の授乳状況。
この時出来るだけ平等にと、1人はミルク、1人は母乳。
次のターンはミルクあげた子に母乳、母乳あげた子にミルク…と交互に授乳していました。
が、外出していてタイミングが合わなかったり、夜は私もしんどくて2人共にミルクを与える事が多かったのでミルク寄り。
入院中の病院も完母推奨では無かったし、何より私自身完母にこだわりは無かったのです。
長男イチローは完母だったので完母のしんどさも分かっていた為
「イチローもいる中 双子完母、無理やろ!」
と双子妊娠中から思っていたので保健師さんが心配するような事はありませんでした。
【表の私と心の声】
良くしてもらっているのは真実。
でも、ちょっとの愚痴とかその時の生活状況とか聞いてもらいたい時あるじゃないですか?
義母さんの愚痴とかじゃなくてね。
「双子とまだ小さい上の子見るのしんどいです!」
「全然ゆっくり座る時間無いんです!」
とか…
言って解消されるわけじゃないけど、話聞いてもらって共感してもらうとちょっと楽になる事あると思うんです。
でも義母さんがいる手前、小さい愚痴も言えずにまた大丈夫マンを偽った挙句、
定期訪問が無くなりました。
多胎児世帯は定期訪問があるらしいのですが、サポートがあるからとそれが白紙に…
自分で自分を追い詰めていた当時、もうどうしていいか分からなくなっていました。
オットは仕事の帰りが22時以降と遅く、平日のサポートは期待出来ない。
かと言って休日は休日で本人も疲れているし、義母さんがいるからとゆっくり過ごしていた印象です。昼間子供達を見てくれてはいたけど、私からしたらオットがやっているのは上澄みだけで家事や出かける準備はこちらがしていたので「裏方ありきの育児」でした。
住み込みで来てもらっている義母さんに気を遣い、ママにべったりなイチローのお世話と双子のお世話、家事もろもろ…
当時は食事の支度や洗濯は義母さんにお願いしていましたが、それでもキャパオーバーな私。
常に心も体も休まる事が出来ない環境の中で、段々とおかしくなっていきました。
続きます。
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