あの時おじいちゃんがそばにいてくれたおかげで…【三兄弟の真ん中っ子の私と祖父との思い出④】 by みほ

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◆前回のお話

留守番中に起こったこと【三兄弟の真ん中っ子の私と祖父との思い出③】

 

 

私が大泣きして引き止めてしまったため、祖父は出かけるのをやめてくれて、母が帰ってくるまでずっと一緒にいてくれました。

そして家に戻ってきた母は、この出来事を聞いて「そんなことがあったのか…」と驚いたそうです。

それと同時に『いつも育てやすいと思ってたみほが、実は我慢していただけだった』『自分は何も気づかなかった』とショックを受けて、それからはもっと私のことを気にかけてくれるようになりました。

 

 

この出来事は、当時小さかった私は全く覚えていなくて(笑)

祖父から話を聞いた母が、数年後この出来事を私に伝えてくれました。なので祖父の口からはこの事は聞かされていません。

今になって、祖父がこのときどういう気持ちだったのか聞きたかったなーと後悔しています。

 

ただ、最近母を見ていて思うことがあります。私が娘を出産してから、母は娘とたくさん遊んでくれたり、「何かの足しにして」とお金をくれたりするので、そのたびに申し訳なく思うのですが、

「いいの、いいの!自分が子育てしてるときに子供にしてやれなかったことや、もっとしたらよかった!と思うことを孫ちゃんにしてるだけだから!」と言ってくれます。

そんな母を見て祖父もそうだったのかな?と、なんとなくですが…そう思いました。

 

※次ページに続きます。

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