
運命の進級テスト。無事合格したけれど…?!【3歳からのスイミング④】 by やまぎし みゆき
◆今までのお話
通っているスイミング教室は、月に一度『進級テスト』があります。
級によって細かく決められていて、
例えば顔を水につけられる、とか、
バタ足で5m進むとか……。
一番最初のテストなので、
本当に簡単(に見える)内容でした。
前回の教訓を生かして、『がんばれ』は封印した私。
そもそも、テストってなぁに?という感じだったので、
「テストっていうのは、決められたことができたら
新しいワッペンがもらえる日だよ」
と教えました。
お兄ちゃん、お姉ちゃんの帽子には
たくさんのワッペンがついていたので、
それでちょっと興味が出てきたようで、
『やる!』
と元気に出発しました。
(本当は出発前にぐずったけど、ちょっとマシになったかな……)
実は『顔つけ(一瞬でよい)』はお風呂で何度も練習したので、
ちょっぴり自信があったのです。
観覧席から見ていても出来ていたので、
これは……!と期待していたところ、
見事合格!
本人は最初、よくわかっていなかった様子でしたが、
新しいワッペンを見るなり大喜び!
「これは帽子に付けようね、お顔つけ頑張ったもんね」と言うと、
初めて「テスト」とは何かがわかったようでした。
スイミング、楽しい?と改めて聞くと、
「うん、楽しい!」
よかったー!
翌月のテスト内容を確認してみると、
「水に顔をつける(3秒)」とありました。
この調子で次も合格しよう!
よーし、お風呂で練習だ!と意気込んだものの、
実は水に顔をつけるのは結構大変なようで……
毎日お風呂で練習に誘うものの、
「今日はやりたくない……」
とか、
「今日は怖いから1秒だけね!」
とか、
なかなか練習が進みませんでした。
※次ページに続きます。
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