手術後、待っていてくれたのは…【子宮外妊娠した話④】 by はなゆい
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翌日。
傷口の痛みは引かないまま。
寝返りを打つのがやっとという状態の私。
そんな私のところに
看護師さんが来て言いました。
「はなゆいさん、歩行訓練始めましょう。」
え…!?
痛くて寝返りうつのも大変なぐらいなのに!?
立つ・・?
そして歩く!?
鬼かな…?
本気でそう思いました。
しかし、看護師さんにその必要性を説明され、
頑張る決意をしました。
そして、
痛みに耐え、一瞬立ち上がったのですが…
激しい吐き気と眩暈。
一歩も歩けないままその場に倒れました。
「無理しないで下さいね。」
と心配されたものの…
鬼がいる…
と確信しました。
しかし、看護師さんの言った通り、
朝はそんな状態だったにも関わらず、
歩行訓練のお陰で夕方には自力で
トイレに行けるようになりました。
看護師さんは…
鬼じゃなかったです。(笑)
そして翌日。
まだ傷口はズキズキ痛く、
前かがみでしか立つことができない状態でした。(傷口を伸ばすと痛い)
しかし、これでも術後の経過は順調らしく退院です。
退院時は母親に迎えに来てもらいました。
私は支えなしでは歩けない状態だったので、
荷物を持ってもらいました。
先生と看護師さんにお礼を言い、
病院を後にしました。
喜んでいた妊娠が子宮外だったこと、
手術をしなければいけなかったこと、
心も体もまだ痛かったのですが、
退院したことで、
これでもう終わった、
そういう気持ちに少しなれました。
退院したときは
歩くのがやっとという状態でした。
しばらくそんな感じだったので、
ずっとこのままなのでは…
と心配になりましたが、
1週間後には
元通り生活できるようになりました。
そしてさらに数週間が経ちました。
術後の回復を確認するため、
手術した病院を再度訪れました。
そこで…
衝撃的な事実を知るのでした。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
次回最終話です。
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