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緊急手術翌日、内科の先生が娘に向かって…【腹痛から緊急手術となった出来事⑮】 by きたぷりん

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見覚えある内科の先生が2人、知らない先生が2人…

外科の先生はいらっしゃいません。

 

 

娘の方を見て

 

 

「痛かったね」

「ごめんね」

 

手術後は手術室からそのまま内科に戻らず外科に行ったので

これだけ伝えたかったのか

 

そして

 

 

私は…

仮にも5日間入院していた内科だから

「お世話になりました」って言うべきところですが

でも、「ごめん、痛かったね」って言われて

「ごめんじゃないですよ!」って気持ちが大きかった。

 

 

 

今回の病名は症状から調べると

「急性虫垂炎穿孔 限局性腹膜炎」じゃないかと思うのですが

手遅れだと死に至る場合もある。

全くごめんどころじゃない。

そういう苦情の場面も想定して4人でいらっしゃった?

 

言葉にしようとすると

最後に会った時の担当医が休みを伝える楽観的な顔と

娘の苦しい顔が思い出されて泣きそうになる。

当時言いたかったことは手紙として渡したし

娘の痛みが取り払われたのでもう大丈夫。

先生方がすぐ退出されて、ちょっとほっとしました。

 

 

虫垂炎での誤診はしょうがない。

でも誤診はあり得るということを

医者の方々が常に心に置いて患者を見てくれれば、と思います。

親が、おかしい、腹痛が続く、と伝えても

医者がそう思わない限り検査もなく痛み止め処方止まり。

私ももっと訴えかければよかったですし

医者、看護師さんももう少し様子を気にして欲しかった。

娘への謝罪の気持ちが

その後の医療現場での考え方に少しでも影響あって

いい先生になっていて欲しいです。

 

続く

 

~第一話はこちら~

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作者:きたぷりん

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