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自分の育て方を自責した私が娘のため毎日欠かさず続けた2つの事【長女ななの発達の話⑬】 by まめすけ

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発達障害は、本来持っている脳機能の問題であって
お母さんやお父さんの育て方が原因ではありませんと、
相談に行くたびに何度も何度も説明されても、

それでもやっぱり、私の育て方がどこか足りなかったのではないか、
どこかが良くなかったのではないかと、自責してしまっていました。

自責の念は、自分が必要じゃないんじゃないか、
むしろななを育てるのは自分じゃないほうが良かったんじゃないかという
自己不必要論まで生み出してしまうもので…

ななのことも、自分のことも、信じられなくなったら多分一瞬で崩れてしまう。
心が崩壊しそうな恐怖感を感じた日もありました。

 

ななはお昼寝だけは、私のお腹の上で寝る子で
(1歳過ぎくらいからこの体勢を好むようになりました)

常に抱っこされて眠りたがる様子から、
1歳前のように私に両手を広げて自分から甘える仕草が無くなっても、
形を変えて、私に甘えることを必要としているんだと感じていました。

だから、ななが私にこの寝顔を見せてくれている時は、
「大丈夫、必要とされてる」と、
今でいうマインドフルネスのように、
事実を意識して言葉に出すことを毎日繰り返し、母心を労わっていました。

 

もしかしたら、何らかの刺激で
少しでも脳のどこかが活性化するかもしれない。

当時、発達に関する書籍を色々読んでみた中で共感した、
肌へのタッチと、抱きしめて大好きを伝えることを、
出来るだけ、ななが嫌がらない程度にチャレンジしていました。

といっても、ななは自分からはあまり来ないけど
私から近づくのは嫌ではなかったようで、
1日1度どころか、何回も言っていましたが(笑)
しつこすぎて嫌がられない程度には、気を遣いました(^^;)

 

何年か後に、ななはこれらのことを覚えていると言いました。

お腹の上で昼寝をしていたこと。
お母さんがよく手にタッチしてきたこと。
抱きしめられて、大好きだよと何度も言われたこと。

お昼寝は入園前までのことですが、タッチと大好きは幼稚園時代も続けていました。
その言葉を聞いた瞬間に、続けてよかったと、心が震える思いでした。

 

小学校6年生になった今でも、
「お母さんが私のことをとっても愛しているの知ってるから、大丈夫」
と、時々言っています。

ななの発達の特性のひとつとして、
文章の組み立てがうまくいかないことが過去にはあったのですが

何故か私に関する話は、それはそれはびっくりするくらい、
早口でまくし立てるほど雄弁で、どうしてなのかと尋ねると、
「お母さんのことは何でもわかるし、私が一番よく知ってる。
でも、他の多くのことの質問は、私の頭の理解がすぐには追い付かないから、
答えを組み立てるのも追い付かない。」と言っていました。

 

長年の経験と、自分が理解して信じていることは、
特性をカバーしてしまうほど、すごいパワーを持っているんだなあと感心しています。

今後、どんな部分で成長がみられるのか、楽しみにしています(^^)

 

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