あの日、死ねていたらこの日は来なかった。息子の笑顔に私の決意は…。【アホ夫婦が産後うつ・産後クライシスから回復するまで㉘】 by たんこ

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ああ、私たちは
あの時、死んでしまっていたら
この時を迎えることが出来なかったんだ。
こんな晴れの日を、迎えることが出来なかったんだ。
息子のこんな姿、こんな笑顔を見ることなく、
何も、知ることなく……。
そのボーダーラインは目には見えなくて、
それでいて、とても細いもので
私たちは、一瞬でも時を間違えていたら、場所を間違えていたら、
もうここにはいなかった。
私は運がよかっただけで、
世の中には、こんな晴れの日を夢見ながら、
自らその希望を断ってしまったお母さん、お父さんがたくさんいて。
今、決して取り戻せない、絶望の中にいる。
その現実に、私はただただ、涙を流すしか出来ませんでした。
もう二度と、この小さな手を、このぬくもりを手放さないように。
私は、この子を、子どもたちを一人で背負い込まない。
そう、心に決めました。
つづく
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作者:たんこさん
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