告白する友達に付き合わされた翌日、恐れていたことが遂に現実に!~消えない記憶~【いじめの加害者と被害者の経験⑤】 by もち

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大ちゃん:玄関まで一緒に行こう。

私:う、うん…。

 

正直気まずい。

 

私:ま、真弓と何か話してたよね?

大ちゃん:……うん。

私:……じゃ、私家こっちだから…バイバイ。

大ちゃん:うん、じゃまた明日…。

 

 

不思議なことにモヤモヤした気持ちは消えてました。

でも、家に帰ってからモヤモヤとは違う、今度はハラハラした気持ちになっていることに気づきました。

 

明日学校行ったらどうなるんだろ…。

 

 

 

真弓…、あの感じだと絶対振られたよな…。

確実に不機嫌…。

 

卒業まで残り半年…。

機嫌取ってくれるはずの大ちゃんがもういない…。

 

明日学校行くの怖いな…。

そろそろ私も順番来るんじゃないかな…。

 

うわぁぁぁ…怖い…

明日学校行きたくない…

 

あんな現場見たくなかった…。

真弓になんて声かけたらいいんだろう…。

 

私は一睡もできませんでした。

 

 

 

 

異常に緊張しながら開けた教室の扉。

 

 

ピタッ

 

みんなの話し声が急に止まりました。

 

 

 

あ…

 

 

 

 

わかっていたことだけど、かなり心臓にくる…。

 

 

この日から私は卒業までの5ヶ月間、

真弓を始めとしたほとんどのクラスメイト(女子のみ)に無視をされることとなる。

 

 

つづく

 

~第1話はこちらから~

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