給与明細を見て愕然…!働くママに突きつけられた現実とは?【育児休暇後、会社勤めを続けられない。⑤】 by さやけん

◆今までのお話
繰り返す娘の発熱…
そんな中とうとう自分も体調を崩し、ただでさえ欠勤が続いているというのに自身の体調不良で休まなくてはならなくなり
母としても、会社員としても、前に進むことができない日々に追い詰められていきました。
熱は下がり、いよいよ出社できる日。
会社へと向かう足は重く、不安で辛くて苦しくて仕方ありませんでした。
『こどもの風邪だけでなく自分の体調不良で休んだこと』
それは今まで抱いてきた罪悪感の何倍も重くのしかかりました。
度重なる欠勤で迷惑ばかりかけてしまっている同僚や上司。
まともに顔を見ることもできないのではないか。
冷たくされてしまうのではないか。
早く辞めてほしいと思われてるのではないか…
そんな想像が頭から離れませんでした。
おそるおそる事務所に顔を出すと、
皆ハッとした顔でこちらを見ました。
そして次の瞬間…
「ずっと待ってたんだよ!」
「頼みたい仕事がたくさんあるんだよ!」
そう言って笑顔で迎えてくれました。
冷たくされるのではないか……
そんなことを想像していた私はとても驚き、
そして心からほっとしたのです。
まだ会社の役に立てる。
まだ私にしかできない仕事がちゃんとある。
それは本当に嬉しく、ありがたいものでした。
しかし同時に、今までよりもさらに「責任」を重く感じました。
「もしもまた長期で休むことになったら…」そればかり考えながら仕事に取り組みました。
「必要のない、要らない人材だ」と思われないように必死だったのです。
長らく休んでいたため受け取り損なっていた給与明細。
これだけ欠勤が続いている中、給与明細を受け取ることを申し訳なく感じました。
給与明細の内容は…
※次ページに続きます。
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。