
やっぱり、この言葉。
私の予想は、当たってしまいました。
なんで!?
私はさっき考え方を変えようと思ったのに・・・なんでこのタイミング!?
この瞬間、私の中から気持ちがあふれ出します。

「また私は、この家で一人でご飯を食べて、一人で生活するの!?
一緒にいたくて結婚したのに、こんな状況ってない!
この前まで単身赴任行ってたよね!?
最近帰って来たばっかりだよね!?
なんで!?
不妊治療はどうするの!?
一人でどうするの!?
二人の問題じゃないの!?」
涙と言葉は止まらずに出てきました。
しかし、黙っていた旦那が、
「仕事だから仕方ない」とつぶやいた瞬間・・・

私の言葉は、ピタリと止まりました。
これ以上ない正論。

私だって社会人経験がある。
会社の中にいて、そんなわがまま通らないこともわかっている。
常識的に考えて、単身赴任を断ることができないと、わかっている。
今の生活を支えるため、仕事をしてくれているのもわかっている。
そんなことはすべてわかっているけど、自分のどうしようもない気持ちはあふれて来る。

不妊治療をしている中、「単身赴任」と言われて、すんなり「わかった」と言えるほど
私はできた人間ではありませんでした。

この状況に私は絶望し、先のことを考える気力が、一気に失せてしまいました。

この後も私たちの不妊治療は、旦那の「単身赴任」に阻まれることになります。
続く・・・。
※本記事の内容は、個人の体験談です。
必ずしもすべての状況に当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、
ご自身の責任と判断でご対応くださいますようお願いいたします。
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