危険が迫る車からなんとかリッちゃんを助け出した!しかし彼女の頭には…【子連れ旅行×居眠り運転⑤】 by 星田つまみ
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こんにちは、6歳差兄弟の息子たちと賑やかな日々を過ごしている星田です
今回は私の体験談として…
ある交通事故の遭遇経験を描かせていただきます。
その出来事を通して、私は改めて
子どもを乗せて車のハンドルを握る事の責任の重さを
強く意識することになりました。
前回の話【第4話】
最初から読む【第1話】
☆出来事の大筋はノンフィクションですが
登場人物の名前や関係性、地名等は架空の物となります。
☆交通事故の描写がありますので、苦手な方はご注意ください
☆流血表現はありませんが子どもが痛がる描写があります
事故で前方がつぶれた月岡くんの赤い車。
まだ4人は車の中…
エンジンもかかったまま…
壊れたクラクションがその場の異常を知らせるように
うるさく鳴り続けています。
事故現場へ駆け寄った私の足元に…
車の下から流れ出る液体…
この臭いは!?
私はリッちゃん側の後部座席のドアを開け
震える手でなんとかチャイルドシートのベルトのロックを外しました。
もう一台の事故車両の老夫婦は
すでに車から降りて距離を取っていましたが
「ガソリンが漏れています」と大声で伝えると
二人はさらに現場から後退していきました。
ご主人は携帯電話を耳にあてていました。
どうやら消防や警察に連絡をしてくれているようです。
月岡くんと天野くん、ユイちゃんの3人が
なんとか車内から転がるように出ていくと同時に、
私はリッちゃんを抱きかかえて車から降ろし
少しでも安全な場所へ…。
私はリッちゃんを抱えて
自分の車までの数十メートルの上り坂を
必死で駆け上がりました。
※次ページに続きます。
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。