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いじめが終わった後、母から告げられた驚愕の事実…【悪意と無関心に囲まれた日々⑱】 by ちくまサラ

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母は皆の前で、私がいじめられていると言い、

そして、

子どもたちだけで解決させたいと思っている。

だから親御さんたちは、自分の子どもがもしこの件について何か言っても、口を出さないで欲しい。

先生も口を出さずに、見守って欲しい。と。

そう表明したと。

私に告げてきました。

 

 

母は、話をする前は私の表情を確認していたのに、自分が言いたいことを言ったあとは私の表情を確認することなく、一人で満足そうにその場を去りました。

 

残された私は、混乱と羞恥と屈辱で頭がぐちゃぐちゃでした。

なんで母は、そんなことを言ったのか。

なんで私に一言も相談なく決めたのか。

全保護者と先生が知っていることを、当事者の私だけが知らなかった。

 

こんなみじめなことって、ない。

 

 

残った気持ちは、母への怒り。

たとえ本当に母が私のことを心配していたとしても、

私の行動を監視し叱り続けたことと、懇談会でしたことは、

いじめと同様…もしくはそれ以上に、大きな心の傷となって残りました。

 

これ以降、私は母に心を開くことはありませんでした。

 

 

私はその後、中学を卒業するまで人間関係のトラブルに遭うことはありませんでした。

クラスの人達とは普通に仲良く過ごしました。

いじめてきた人達とも、傍観者だった人達とも、普通に喋ったし遊びました。

 

この切り替えの早さは、若さゆえだったのかな。

私にとって中学生活は、いじめもあったけど、楽しい思い出もある、色んなことがあった3年間でした。

 

しかし、この話はこれで終わりではないのです。

 

続きます。

 

~第1話はこちらから~

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