ちくまサラと申します。
今までのお話
ひと波乱あって私の心はカサカサでしたが、容赦なく日はのぼります。

いつも以上に学校に行きたくありませんでした。
しかし母親に絶対に休むなと言われている(⑩話参照)ので、行くしかありません。
そして、学校では…

まるで昨日のことなんてなかったかのように、誰からも絡まれることもなく、
相変わらず私は一人でした。

この辛い毎日が永遠に続くような感覚でしたが、冬休みが近づくにつれて、
あと少し、あと少し我慢すれば休み…
という気持ちになり、なんとか毎日を過ごすことができました。

学校というストレスがなくなった冬休みは最高でした。
しかしあんなに待ち望んでいた休みも、終わるのはあっという間。
無慈悲にも学校は始まったのでした。

これからまた、地獄の日々が始まる…
そう思うと、お腹も痛いし頭もクラクラしました。
恐る恐る教室に入ると…
※次ページに続きます。
<広告>
