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「悪阻でもバランスの良い食事をとるべき」ズレた気遣いをする夫にブチギレた私が悪阻を振り返って思ったこと【偏った知識に振り回された私のしくじり体験談④~最終話~】 by まろ

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こんな感じのことをバーーーーーーッと言ったような気がします。

今思うと吐かなくて済むならそれが1番なんですけどね、
悪阻中はそれが難しくて
「好きなものを食べてから吐きたい」っていう謎のワードが生まれました(笑)

 

旦那さんの方はというとバランスの良い食事が悪阻を軽減すると本気で思っていたので
私の言葉に驚きを隠せないようでした。

 

私はあまり自分の中の不満をダイレクトに相手に伝えるタイプではなく、
旦那さんに対してもそうだったので、余計衝撃的だったのか

その日から旦那さんが私の食事に対して意見を言うことはなくなりました。

 

そして月日は流れ私の悪阻も落ち着き、
前と同じように美味しく食事ができるようになりました。
ご飯を前のように食べられる私を見て旦那さんは

 

 

と、ものすごく喜んでいました。
その様子を見て

あぁ、この人は本当に私と赤ちゃんのことを心配してくれてたんだな…
悪阻で苦しむ私を見てどうにかしてあげたいって思ってたんだろうな…

そう感じるのと同時に

悪阻で余裕がなかったとはいえ旦那君の立場を考えると少し可哀想なことをしてしまった気がする…

と反省しました。

 

 

私は今まで自分の親や職場の先輩、友人からなど意識しなくても悪阻に関する話を聞く機会は
たくさんあったし、自分もいつかは悪阻を経験するだろうと思っていたので
ネットにある悪阻の情報になんとなく目を通したりしていて
「悪阻はこういうものだ」と理解していましたが

旦那さんは悪阻に関する情報に触れる機会が私に比べたらあまりなかったはずなので、
「悪阻に対する理解がない」と言うよりも「悪阻に関する知識がない」状態だったんじゃないかと思います。

 

 

そんな状態で私が妊娠し、悪阻になり、
旦那さんは悪阻の基本的な知識を身につけるより先に
「悪阻の気持ち悪さを軽減する方法」を調べなければ、と思ったのかもしれません。

対して私はみんながみんな、「悪阻はこういうものだ」という基本的なことはわかるはず、
妊娠中の様々な症状について、わからないなら調べてくれるだろうという考えがどこかにあって
悪阻中は余裕がないのもあり
「気持ち悪い」「食欲がない」などといった自分の状態のほんの一部しか旦那さんに伝えられていませんでした。

子供が欲しいと夫婦で考え始めた段階で
悪阻を含む妊娠中の症状について夫婦で話し合う時間を作っていれば、
悪阻中も今自分がどういう状態で、旦那さんにどうして欲しいのかをしっかりと言葉で伝えていれば、
旦那さんが空回ることも、私自身がモヤモヤすることもなかったんじゃないかと思います。
夫婦間のコミュニケーションって本当に大事ですよね・・・。

 

妊娠中の様々なマイナートラブルを経験するのはママ側ですし、
パパがサポートしてくれたとしても体の不調が軽減することは難しいかもしれませんが
ママが抱えている心配事や不安は軽くなるんじゃないかと思います。
もしこれからママ、パパになる方がこの記事を読んでくださっているならば、
私のしくじりを通して夫婦で妊娠・出産を乗り越えていっていただけたら嬉しいです。

 

~第1話はこちらから~

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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