エントランスの警備員の元へ行ったおじさんは
近くにいた女性スタッフも呼び
3人で何か会話をしています。
話し終えるとおじさんはすぐに
私たち親子のところに戻ってきました。



おじさんはエントランスの
大きなガラス窓越しに外へ
視線をやりながら言いました。
「ただ、海に落ちんようにな」
ぶっきらぼうな話し方や態度で
わかりにくかったけれど、


私は息子を連れてベンチを離れ、
警備員の前を会釈して過ぎると
先ほどおじさんと話をしていた
女性スタッフの元へ行きました。

女性スタッフの口調や態度から…
あのおじさんが
今日たまたま来ていた来館者というわけではなく、
どうやら、よく知った相手のように感じました。
気になった私は、聞いてみました。

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