もうすぐ通う「幼稚園」について話してみた【親と子と…いっぱい話し合った登園生活①】 by 林山キネマ
前回のテーマ「里帰り出産」の失敗…
原因は『話し合い不足』でした。
後悔と反省から、「話し合いをちゃんとする」を目標に。
それが、とてもいい結果を産んだのは、息子が幼稚園デビューの時のこと…
【長男の幼稚園デビュー】
私の場合、当時仕事をしていなかったので
長男も次男も、同じところに4歳~5歳の2年間だけ幼稚園に入れました。
息子たちが通った園は、とても素敵なところでした。
そこの幼稚園の特徴は…あずかり目的ではなく、
集団生活を身に着けることが目的の所でした。
「園庭が広くて日当たりがよく、大きな道路に面してない」
「親子参加の行事が多い」「見栄えのする遊具はほどほど」
…そして「保育料もお安め」で、私の希望を全て叶えていました。
周囲には色々な幼稚園や保育所があふれていました。
お弁当持参に力を入れた保育に、一年じゅう「はだし」の保育…
「親の参加が必要な行事」がほぼない所、夜7時過ぎまで預かってくれる所、
ブランドの制服に、立派な遊具があふれかえる月謝の高い所…
それぞれの長所と短所があるなか、子供の多い地域でしたので
各家庭で、少し遠くても自分の希望に合わせて選んでましたね。
【でも、入園する前はやっぱり不安に…】
初めての集団生活ですからね…色々な心配が出てきます。
もし登園するまえに「行きたくない」って泣いたらどうしよう。
私と離れているときにに、知らない人ばかりで不安になったらどうしよう。
【どんなところか話してみようか…】
幼稚園には、たくさんの「いいところ」がある。
うちとの違いを例にして教えてみることに…
もうね、当たり前のことなんですけど
こういうちょっとした「ぼくたちのための場所」に子供は喜びます。
外出先で大人のトイレのすみに、子供用のが一個だけありますよね。
それがたくさんあることを教えたら、とても喜んでました。
そのほかに、歌や遊びを教えてくれる先生、同じ年ごろの子供、
おもちゃや遊具、砂場もあること…とかく良いことを教えると
子供の性格によるかもしれませんが、
親が不安がって黙り込むよりうちの場合は
「いっしよに楽しみにする」という作戦が向いていました。
【息子のちょっとした勘違い】
ただ息子は「お母さんも一緒に通うの?と謎の勘違い。
「お母さんは送り迎えだけだよ。
でも必ず決まった時間になったら来るから」と教えました。
この話し合いをするまでは、
息子は私も幼稚園に行くと思っていたのだから驚きです。
ここが話し合ってみないと、わかってなかったところですよね。
【「お母さんも 小さいころ通っていたよ」】
この押しは強かったです。
ほかにも実体験をたくさん話しました。
そして…絵本が大好きな息子!
絵本が借りられると聞いて大喜びです。
そうそう、2年の登園期間で借りた本のなかに、お気に入りを見つけました。
ゆかいなお話がやさしい絵柄で描かれていて、何度も借りたんです。
最終的に家族みんなが好きになり、卒園前には同じ本を買いました。
…その本は、今でも家にあります。
【ただ預けるだけではなく…】
預けているとちょっと自分の時間ができます。
でも買い物や家事をしていると、やっぱりあっという間。
ただ子供たちは、毎日通い、親の見ていない時間に
自分だけの世界を持ち、価値感を持つようになってきます。
似たことをしていた兄弟も違った遊びをしはじめ、それぞれの得意を先生や友達が伸ばしてくれます。
親にとっては「あずかってもらえる利便性」ばかり目が行きがちですが
社会に出るときのための小さな一歩を進み始めているのです。
幼稚園の4月5月には、必ず1人や2人
毎朝お母さんと別れたくなくて泣きじゃくる子がいます。
それも個性かもしれませんが、少しでも有意義に楽しく過ごせるよう
子供とどんなところか入園前に話し合ってみるといいでしょう。
【…次回予告】
次回は入園後、日々大変で困っていた「ある事」が
話し合うことによって、嬉しくて幸せ~♪な解決に向かいます。
◆今までのお話はこちらから
★里帰り出産って必要?実家に戻ったら過酷な生活が待っていた!【里帰り出産を考える①】
★里帰りしたのにこんな苦労が?実母は折れない人なので…【里帰り出産を考える②】
★あなたの帰る里、ほんとうに環境は整ってる?【里帰り出産を考える③】
★里帰り中、隠しごとをする旦那を疑う!悩む日々になり…【里帰り出産を考える④】
作者:林山キネマさん
⇒林山キネマさんの記事をもっと読む
⇒しくじり育児エピソード大募集!
★フォローして林山キネマさんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。