先輩女子との会話で思ったこと【同居して得たこと感じたこと⑦】 by 山田あしゅら

   

 

4月から通所介護施設(デイケア)で働き始めた私。

何だかんだで4ヶ月が過ぎました

 

 

義父母の介護でなかなか働きに出ることが出来ず

外での仕事は約10年ぶりです。

 

アラカンチャレンジの新人介護職員は

毎回オタオタの連続。

それでも今のところ何とか続けさせてもらっています。

 

お元気な利用者さんが多いこの施設。

男女比は大体2:8くらいです。

 

まぁ、どこの施設へ行っても女性の比率が多い傾向にあるようですが

 

本質的に男性より女性の方が

ずっとしなやか(したたか?)だからかも知れません。

 

私より一世代前である利用者さんたちは

ちょうど自分の母親と同じくらいの年齢。

 

まだまだお元気な『先輩女子』です。

 

 

女子は

いくつになってもおしゃべりが大好き。

デイケアの1番の目的はリハビリだとは言うものの

身体を動かしながらのおしゃべりはなかなか止りません。

 

だからフロアはいつも賑やか。

 

その中でも『昔の話』は

よく聞かせていただく話題の一つです。

 

0歳から20代の間の多感な時期に戦中戦後を経験し

食べることすら事欠く時代を生き抜いてきた先輩女子たち。

 

私たちには想像もつかない時代を通り過ぎ

結婚して子どもが生まれた後にも

この時代ならではの苦労がつきまとったといいます。

それでも

自分の務めは家庭を第一に必死で築き上げていくこと。

不平不満は心の奥底に辛抱強く折りたたみつつ

懸命に生きてきました。

 

そんな先輩女子。

今の若い人たちの考え方や生き方とのギャップに戸惑いつつも

 

「昔の古臭い考えを押しつけちゃいけないもんね。」

それ以上は口をつぐむのです。

 

先輩女子は続けます。

 

 

今の時代を生きる私たち。

言いたいことも言えるようになったし、

自分で生き方を選べるようになったのは

実にありがたいことだと思います。

 

なのに

彼女たちとは違った方向ではあるものの

女性にとって楽な時代になったかというと

決してそうではないように思うのです。

 

もちろん昔と今との世の中の変化を考えれば

時代の逆行はナンセンスなことだとは思います。

しかしここに至るまでの過程で

女性が本来持ってるしなやかさを

どこかに落っことしてしまっているような気がしてなりません。

 

この先

人生のゴール近くでふと振り返った時

果たして彼女と同じ様に、今が一番幸せだと言えるかどうか?

 

 

そんなことをふと考えた

先輩女子とのおしゃべりでした。

 

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作者:山田あしゅらさん

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