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漠然はいきなり現実に…介護は突然訪れる!【同居して得たこと感じたこと⑪】 by 山田あしゅら


 

 

今子育て中の若い人たちは

義親の介護についてどんな考えを持っているのでしょうか?

 

本来、介護は実子が担うべき。

 

もちろん、これが当然のことですし

私もそう思っていました。

 

・・・と言うより

 

『その時』が来る前はほとんど現実的には考えちゃいません。

まるで遠くで鳴ってる雷みたいなもの。

 

介護ってどんなものなのか?

何から始めればいいのか?

どういった経緯をたどっていくのか?

ほとんど事前には分からないことばかり。

 

とにかく渦中に入ってみないとイメージ出来ないことは

ちょっとだけ育児に似ています。

 

でも多くの『その時』は

突然訪れることがほとんど。

 

今でこそ介護がクローズアップされてきましたが

我が家の介護が始まった15年ほど前は、

まだ周りに家族を介護している人は少なく

例えば認知症という言葉も今ほど一般的ではありませんでした。

 

我が家の場合、一つ屋根の下で暮らしていたこともあり

義父母の様子が「おかしい」と気づくまで

あまり遅くはありませんでした。

しかし

それでも行動を起こすに至るには時間がかなりかかったように思います。

 

 

その間も義父母の状況は悪くなっていくばかり。

 

肝心の実子である夫は

そんな両親を直視しようともしません。

おそらく、どんどん壊れていく自分の親の状態を

受け入れることがなかなか出来なかったのでしょう。

 

けれど介護の現状は待ったなしです。

生きてる限りは食べなきゃいけませんし

排せつもします。

 

特に義母の認知症の進行は

それこそ坂道を転げ落ちるかのごとくでした。

 

昨日まで出来ていたことが

今日は出来なくなっていることも少なくなく

 

今、自分が何をしようとしていたかさえ忘れてしまうこともしばしば。

そんな義母を見てみぬふりするには限界がありました。

 

それが同居の運の尽きっちゃぁ運の尽きかも知れませんが

 

もし義父母と私たちが離れて暮らしていたら

対処がもっと遅れて、どうなっていたか分かりません。

 

ただ

その後10年以上続く介護を振り返ると

どちらが良かったのか

答えは簡単には出ないんですけどね。

 

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