自宅到着後、まさかのラスボス登場?!【おうちに帰るまでが里帰り〜しくじり子連れフライト〜④】 by harumama
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【ようやく気づいたこと】
その後も時々はる君をあやしたりしつつ、ボンヤリと思いました。
CA時代、赤ちゃんを連れているママパパの大変さが全然分かってなかったんだなあ。
もちろん何かお手伝い出来ないか声かけしたり、出来る限りのサービスしてたつもりだった。
だけど、赤ちゃんや子どもを連れて飛行機に乗るのって、こんなにも前もって準備が必要で
こんなにも機内でドキドキハラハラしてるものだと、当事者になってようやく分かりました。
そしてその後もなんとか機内で大泣きは回避出来、ヘトヘトに疲れましたが嬉しいこともありました。
機内で隣に座っていた女性は何かと気にかけてくれ、お腹が空いてギャン泣きのはる君を抱えてタクシーに乗った際は、運転手さんが優しく理解を示してくれました。
一人で気を張っていたので、本当にありがたかったです…!
【最後に待ち受けていたもの】
ようやく長い移動を終え、自宅に到着。
疲れに疲れたけどなんとか終えた、周りの達も優しかった!ハッピーエンド!で終わらないのがしくじり育児です。
さあ早くはる君に授乳をして、疲れた身体も休めよう!意気揚々と我が家のリビングのドアを開けたところ、最後にラスボスが待っていました。
もともと掃除や家事が苦手な夫、ドアの先には段ボールから出しただけのベビー用品の山と、洗濯物の山、食洗機に入れっぱなしの食器達が待ち受けていました。
こうして私は疲労困憊の身体に鞭打ち、ベビー用品を整理しお世話環境をなんとか整え、今日の寝床を作ることになり…終わった頃には夜でした。
この日はほんっっっとうに疲れ過ぎて、はる君が真横で泣いているのにも気付かず、夫が何度も強く揺さぶるまで深く深く寝落ちしてしまいました。
そして、このしくじりで得た教訓。
じゃんじゃん人に頼る。遠慮しない。
これは後々の夫婦仲にも関わる大事な教訓でしたが、この事に気付くのは随分後になってからでした。
これから里帰り出産される方、里帰らない出産の方、子連れフライト初挑戦予定の方、わたしのしくじりを反面教師として下されば幸いです。
ちなみに最初こそボロボロでしたが、何度もトライアンドエラーを繰り返した結果
6時間の公共交通機関移動も乗り越えられるようになりました。
子連れフライトシリーズ、最後まで読んで下さってありがとうございました!
◆今までのお話
★おうちに帰るまでが里帰り〜しくじり子連れフライトシリーズ
第1話 元CAだったし大丈夫!子連れフライトへの謎の自信が砕け散る…?!
第2話 ワンオペフライト直前で気が付いた”恐ろしい真実”
第3話 離陸直前、恐れていた事態が…!
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