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叱ると止まらない実母!10代の心が本当にダメになるとき【実母の残念な叱り方③】 by 林山キネマ

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【普段、叱られ続けた子の反抗期とは…】

数にしたら5回か10回もないくらいかと思います。

 

 

母の言うことが間違っていると感じて、正そうとしたのです。

反抗期というか、ただの反論なのかもしれません。間違ったことで叱られるのが嫌になったんですね。

で、その結果はというと…生意気だと何倍にも叱られました。

言葉での反撃、時には体や顔に物を投げられたり蹴られたこともありました。こうなってしまうと、そのまま黙っていたほうが良かった状態です。未成年でまだ就学中の立場では親から簡単に逃げ出せないし、言うことを聞くしかなかったんですよね。

 

そして、私が黙って聞き続けるようになると

時間も伸び、叱る言葉選びが厳しくなっていきました

本当に心がダメになると感じた時がいくつかありました。

 

中学や高校生の時って本当にデリケートなんです。親に「あんたみたいな子を産みたくなかった」「よその子と替えたい」「好きでそんな風に生んだんじゃない」といったような、存在自体を否定することを言われると、心が割れて血が出てるような気分になります。

「その言葉を言ったら私が傷つくのを分かってて、あえてそうするんだな」と考えるといっそう悲しくなりました。

 

振り返って母の気持ちを考えると、やはりきちんとして勉強ができるほうが良いし、叱りたくなる気持ちもわかります。ただ性格や肉体的欠陥など、どうにもできないこともあります。

 

そんな私でしたが、やがて社会人になり大人になりました。

叱られなくなったかわりに、別の苦労もありました。一人暮らしが許されなかったので、結婚して家を出ることで母と距離を置くことができました。

 

これでもうお終いかと思ったのですが、実はそうではなかったのです。

私が息子を産み、何年かたった時の出来事に続きます。

 

☆次回に続きます

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 ◆今までのお話

実母の残念な叱り方シリーズ
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