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涙腺が崩壊した息子の姿【親子で心臓病でした。⑩】 by きたぷりん

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【心に残った光景】

手術室へ向かうベッドには、アンパンマンが一緒!

病室に日頃からお気に入りのマスコットでもあれば

一緒に手術室に持って行けたんだろうけど、

特に持って行っていなかなったので

看護師さんが勇気凛々のアンパンマンを乗せてくれたようです。

 

いよいよ手術室のあるエリアの前で

もうここで次男とはお別れ…。

当時私がメモ書きに書いていた殴り書きの絵が残っていました。

笑ってるような困ったような顔で

何も言わず首を振って無言でイヤイヤだけする次男…。

なぜか足をサークルの上にあげてて

その足を看護師さんが落ち着かせるように揉んでもらって。

声をかけても、イヤイヤしてるだけで…もう涙腺が…

連れて帰りたくとも

通らなければならない道

泣いちゃいられない。

ちゃんと安心させたいから笑顔で送り出したいけど

同意書を書いた際に説明を受けた危険性も頭をよぎるし

ひょっとしたら…

ここで送り出した事を後悔することになりやしないかと

複雑な心境でした。

旦那にも手術日の事を聞いてみたら

 

やっぱり旦那もこの時が一番心に残っているようです。

 

この後、私も旦那もあまりよく覚えていない家族待機の部屋で

PHSを眺めながら呼び出されるのを待ち

その後、無事1時過ぎにPICU(小児集中治療室)に移った次男と

術後の対面することができました。

続く

 

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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