めんどくさい子供は大嫌い!?幼稚園の担任だった鬼美【地獄のカオス幼稚園④】by 鶏岡みのり
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後に、別の幼稚園出身の友達に聞いたのですが、先生はこういう時には一緒に相手を探してくれたらしいです。
良い先生ですね。というか普通はそうなのか。
手をつなぐ相手が見つからないことだってあるはずですし、そもそも人数が奇数だったら絶対余ります。
しかし、鬼美先生がとった行動は・・・。
ガチギレ。
けっこう長い間、めっちゃ怒られました。
どういう台詞で怒られたのかはよく覚えていないのですが、めっちゃ怒られたことと長かったことは覚えています。
どれぐらい長かったかというと、怒られている間に
集団降園の列が、出発していなくなっていました。
園庭にいたので、鬼美先生はわかっていたはずです。
そして…。
ようやく解放された私は、必死で自分の列を探し、追いかけました。一人で。
他にも別方向へ帰る列がたくさんあったので、なかなか探すのが大変でした。
まだ小さかったので先生への反発心もまだ持てず、ただ不安で悲しかったことをなんとなく覚えています。
【さっさと座らないとガチギレ】
カオス幼稚園では席が自由で、毎朝、一日使う席を自分で決めなければいけませんでした。
その日、私は遅刻ではないものの到着がいつもより遅く、もう空いている場所が少なくてどこに座ればいいか決められなかった時がありました。
なんせ、いじめてくる子もいる状態なので、下手に席を選ぶと何を言われるかわからないのです。
その時も鬼美先生にかなり怒られ、教室の隅に机とイスを持って行かれて一人で座らされました。帰る時間まで。
今思うと、鬼美先生はとにかく手間をかけさせる子が嫌いだったのだと思います。
私以外は、同じクラスに年長から入って来た子はいませんでした。
カオス幼稚園はいわゆる「お勉強系」で、厳しい幼稚園でした。
そのせいか年中から入っている子は、私から見るとみんなしっかりしていたと思います。
のんびりした幼稚園から年長になって移ってきた私は、鬼美先生からするとめんどくさかったのだと思います。
次回は、さらに鬼美先生の性格やカオス幼稚園の地獄っぷりがわかるエピソードを紹介していきたいと思います。
◆今までのお話
★地獄のカオス幼稚園シリーズ
★子供の性別、希望と現実
★子どもの担任に恋したママ友シリーズ
★1年生いじめ騒動シリーズ
★大学生と主婦の不倫に巻き込まれた話シリーズ
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