まるで考えてなかった!あわてて行った夜間外来の思い出【病気予防と病院選び⑤】by 林山キネマ

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どこの病院に行ったらいいのかわからない!しかも夜中に!

 

【真夜中の乳児の急な発熱、どうしたらいいの?】

当時の私にはまだママ友はいなくて、夜中に誰に聞いたらいいのかもわかりません。

 

とりあえず、必ず開いているだろうと、住んでいる地域で一番大きな病院の緊急外来に行くことにしました。夜の病院の正面の玄関は閉じていて、横の小さな緊急用の入り口に小さな電気がついていました。

 

◆病院の中はどんな状態だったかというと…

あわてて駆け込んだ病院の夜間外来の様子は、想像したこともない雰囲気でした。

 

大人や子供を含む、少なくとも8人くらいの人が静かな病院の廊下の椅子に座って、それぞれの順番が来るのを待っていました。

想像していたより長く待ちました。待っている間は何もできません。

うちで子供を寝かせるほうがいいのか?それとも医者の診察を待つか?何が正解なのかわからず、とても不安になりました。

 

やがて順番が回ってくると…小児科が専門ではない当直の若い先生がやって来て、それでも診察してくれました。多分この先生がずっと一人で、待っている人たちを順番に診察してくれていたのだと思います。

先生もとても疲れている様子てした。

そして、「なんでこんなところに熱のある赤ちゃんを…」という雰囲気が伝わってきたのです。

◆診察の結果は「突発性の発熱」

その時まで知らない診断名でした。よくある子供の急な発熱です。

とはいえ、ウイルス性の危険なものもあるので甘く見てはいけません。

先生は座薬を出してくれて「1錠だと多いから、シートの上からハサミで切って小さくして使ってください」と指導を受けました。

 

専門ではないのでこれくらいしかできない、明日になっても熱が下がらなかったら翌朝に小児の緊急外来に!

そして薬よりまず、後頭部や脇の下を保冷材のようなものでちゃんと冷やすようにと言われました。

今なら当たり前のように知られていることですが、当時の私はそういったことをまるで知らず反省しました(翌日熱は下がりました)。

 

実家に帰省した際、子供のいる友達に会うことがありました。会話のなかで…

「夜中は無理して病院に行かず、様子を見るのもアリ。専門の先生がいないことが多く解熱剤を出すくらいしかしてもらえない」

「赤ちゃんを連れだして待たせるより、市販の解熱剤を常備してそれを使う。どうにも熱がさがらない時は座薬を使う」

「病院に行くのなら翌日、きちんと小児科に行く」など教えてくれました(あくまで友達の意見です。症状に応じて病院を受診するようにしてください)。

このとき私は、病院に行くのはとても大事なことだけれど、『病気になってから病院を探しては遅いのでは?』と、気が付きました。

 

 

この日から私の病院を探す日々が始まったのです。

どうやって探そう、どんな病院を選んだらいいの?

 

☆次回に続きます!

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