「自分が好かれてない」と気づく子供、親を尊敬しなくなった思春期【一人目と二人目・平等な育児④】 by 林山キネマ
ページ: 1 2
【物さえ平等に与えたら「大丈夫」なのか?】
母は姉妹に同じものを与えていれば不公平がない、と考えていました。
なので、私と妹の幼少期の持ち物は同じものか、色違いが多かったです。
衣食住、生きることに関わることは本当に平等で、この辺りは恵まれていました。
問題ないように思うのですが…
どうしても態度や会話に違いを感じるようになります。
精神的に感じる苦痛でした。
◆異常な抑圧はDVに近い行為
暴力行為こそなくても、兄弟・姉妹の間で差をつけるのはDVに近いんじゃないかと考えています。
DVにはいくつもの種類があり、肉体的・物理的なものもあれば、形に残りにくい心理的なものあります。
過去の記事でも書いてきましたが、母は私に嘘をついたり、叱りつけ、趣味や特技を徹底的に否定しました。
妹はその辺りとても自由にしていたようです。たぶん、私のアニメや漫画の趣味と違って、妹の興味のあるものはファッションやタレントなど、母が理解しやすいものだったからでしょう。
私も母に理解してもらえるように頑張るか、母が理解のあるものに変えたらよかったのでしょうか?
当時の私に今の気力があれば、この状況を打開できたかもしれません。
しかし、この頃は夢中になるものの多くを徹底的に否定され、自尊心を失っていたのでそんな考えも起きませんでした。
非行に走る子供を心配するのとは違いました。自分が理解できない・納得いかないことをしている私が許せないのです。
それは自己中心的で、自分の感情を優先した子供っぽい行為です。保護者の立場を使った「思い通りの子になって欲しい」という洗脳に近かったのではないでしょうか?
私にとってそれがあまりに厳しすぎて、「尊敬できない」と思うようになりました。
自分の感情に素直な母、そんな生き方で大丈夫?悪くないの?そんな相手にはどうやって対処する?
失敗談も織り交ぜつつ…次回に!
☆次回に続きます!
◆今までのお話
★一人目と二人目・平等な育児シリーズ
★二人目なのに 育てにくい?シリーズ
★第一子、初めてだらけの育児シリーズ
★病気予防と病院選びシリーズ
★叱り方番外編
★実母から学んだことシリーズ
★実母の残念な叱り方シリーズ
★やさしい義母が叱る時シリーズ
⇒作者:林山キネマさん
⇒ブログ うずらぽってりしてます。
⇒しくじり育児エピソード大募集!
ページ:
1 2
★フォローして林山キネマさんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。